2016年10月4日火曜日

片岡V「姉さん」伊能恵子さんも涙…キャディーは天職!?測量家・忠敬の子孫

「男子ゴルフ・トップ杯東海クラシック・最終日」(2日、三好CC西C=パー72)

片岡大育(27)=Kochi黒潮CC=がボギーなしの6バーディーで回り、通算16アンダーで昨年5月の関西オープン以来となるツアー通算2勝目を挙げた。
片岡が勝利のパーパットを沈めた瞬間、「姉さん」と慕う伊能恵子キャディーのほおを大粒の涙がつたって落ちた。グータッチを交わし、祝福の拍手に言葉をつまらせながら、何度もおじぎをした。「ありがとうございます。よかった、大ちゃん、よかった」。まるで弟の勝利を喜ぶ姉の姿。コンビを組んで2年目と思えないほど、息のあった2人だ。
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167センチの片岡に対し、伊能キャディーは176センチ。まじめで、のめり込む性格の片岡の視野を、明るくて、開けっぴろげな伊能キャディーが広げた。とりあえず1年という約束で昨年、コンビを組んだ。そのシーズンの終わり、片岡からこう言われたという。
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「来年、伊能さんがいなかったら、ぼく、どうしていいのかわからない」。途方に暮れている「弟」を放り出せるわけがなかった。
 江戸時代の測量家、伊能忠敬を先祖に持つ。キャディーは天職なのかもしれない。しかし、体力勝負の職業から一時は撤退も考えたという。「この世界に大ちゃんが引き戻してくれた。やっと大ちゃんの役に立てた。それがうれしい」。流れる涙をぬぐって笑った。

(デイリースポーツ)
10、15年賞金王の金庚泰にプレーオフ負けした5月の中日クラウンズ、第3日終盤のダブルボギーでブレンダン・ジョーンズに勝ちをさらわれ、6位に終わった2週前のANAオープン。敗戦から学んだものを生かそうと、この日は験も担いだ。

中日クラウンズ最終日に金庚泰が紺色のシャツを着ていたことを思い出し、この日は同じ紺色のシャツを選んだ。「キョンテさんのプレースタイル、空気感が好き。僕も意識しているわけではないけど、似た感じのプレースタイルだと思うし、ツアーの中で多分1番チェックしている選手なんで」。スイングだけでなく、歩き方も振る舞いもゆうたりしたリズム。バタバタしないプレー。紺色のシャツでそれを貫いた。

(ニッカンスポーツ)
(><)
以前このブログでも伊能恵子キャディーのことは掲載しています。キャディーの存在はコーチ以上なのではないかと最近感じてしまいます。
ki銀次郎

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