2012年7月25日水曜日

山崎将志「書斎のゴルフ」




東京大学卒業、ビジネスコンサルタント、山崎将志
山崎さんは34万部のベストセラー『残念な人の思考法』の著者でゴルフもシングルプレーヤーです。


ゴルフを始めて15年、始めたころはいいショットを打ちたいとか、クラブフェイスの芯に当てたいとか、そういうことばかり研究していました。



31歳のときに会社を辞めたのですが、独立して自分で仕事を始めるようになって、それまで自分がやってきたことは何の役にも立たないと感じました。
会社務め時代に自分がやっていたのは、いわゆるスキルアップといわれるようなことで、会社を経営して売り上げをあげることには、何の関係もなかったことに気づきました。



会社本来の目的は、お客様が欲しいものを提供するということなのに、それ以外の中間目的のために、戦略理論や語学力といった手段を身につけようと無駄な努力していたのです。
まったく直接的ではありませんでした。このことに気づいてからちょっとゴルフも変わりました。
ゴルフと仕事は、とてもよく似ていると思います。



目標が手段を決めるというか、何を目標にしているかで、見えてくるものが違うし、多くの人は自分の立てた目標付近で満足しちゃう。
伸びない人はというのは自分が抱えた問題をそのままにしている。



それに気づかず現状に甘んじていて改善への意欲も低い。
普通のサラリーマンでも、新しい提案をして失敗するのは嫌だと思っている人は多い。
失敗しないように失敗しないようにとやっていくと結局何もできない。



成功したときはみんなの目に触れるからわかる。
失敗したことは実は本人以外は気にしていないものです。
だから常にチャレンジするほうを選択したほうが、結果として得られるものが大きいのかもしれない。



愚痴を言う人は常に何かのせいにしている。だから成長も進歩もしない。
愚痴を言わない人は仕事もできます。
ゴルフもそうだと思います。

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