日産リバイバルプラン
「すべては一人ひとりの意欲から始まる」
2012年7月9日、横浜の日産本社にて
『日産リバイバルプラン』を実行された広報部長の話を聞く機会に恵まれまれました。
1999年、日産はフランスのルノーから4000億円の出資をうけ提携することになった。
カルロス・ゴーン社長はプレス発表の場でコミットメント「痛みを伴うが、再生の為に真に必要な具体的プランを、責任の所在と共に世間に約束」した。
ゴーン社長は、たった2ヶ月で、工場をはじめ社内の核となる人物1000人と面談し実態把握に努めたそうです。
社内では役員をリーダーとしたCFT(クロスファンクショナルチーム)と呼ばれる10人~20人のチームを10チームつくり、問題点の抽出と解決策を討議させたそうです。
しかもその会議は、リーダーは最初の5分しかいない。発言の自由を優先したそうです。もちろん殴りあい寸前の口論になることもしばしばあったそうです。
しかし人と人が真剣に討論することによって、相手の痛みを理解し前向きに物事を考えられるようになっていったそうです。
広報部長本人は、一番苦しいときに会社を辞めようとは思わなかったそうです。
今のまま辞めても自分には何の価値も無い、どこへ行っても通用するわけがない。
だったら会社に留まって自分の価値を高めよう!こう思ったそうです。
今回のこの部長さんは話がとても上手く、ここ数年で有名人の講演をいくつか聴講していますが、一番素晴しいと感じました。
ここには記載できない、きびしい出来事もたくさんあったようです。
みなさんも「日産リバイバルプラン」一度掘り下げてみてください。勇気が湧いてきます。
ki銀次郎
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