2016年4月21日木曜日

◆書斎のゴルフ(Vol.30)

ジャック・バークJr

~バンカーショットは球を打たないからやさしい~



ジャック・バークは1959年にマスターズと全米プロ制し、一躍時の人となったテキサスマン。


父親のジャック・バーク・シニアも強かったプロで、1920年の全米オープンで準優勝している。


父のシニアからゴルフの手ほどきを受け、19歳でプロに転向。しかし、すぐに戦争が始り海軍に入隊。




戦後はツアーが始まるまでティーチングプロとして働き、このときの経験が生かされて、ツアー引退後はフィル・ミケルソンらを指導、多くのチャンピオンを育てている。93歳になる今も現役のティーチングプロである。


そんなバークだからこそ多くの格言を残してきたが、バンカーショットのものもある。
それが「バンカーショットは最もやさしいショット。なぜならボールを打たなくていいのだから」


「バンカーショットはアバウトに打つほうがいい。だからボール手前数センチなんていうのではなく、10cmくらいを思い切って打つ。そうすればホームランにはならないし、砂をたくさん飛ばすことになって、その勢いでボールも一緒に飛び出す。ただしあんまり深く掘り過ぎてはいけない。できれば砂をサーッと薄めに取る。そうすれば、ふわふわの砂だろうが、濡れた硬い砂でも確実に出るからね」


こうしたバンカーショットはエクスプロ―ジョンとは呼ばない。
スプラッシュと呼ぶ。


よく、バンカーショットは「1ドル札を弾き出せ」というがまさにそうしたショットをすれば良いのだ。

(><)
砂の10センチ手前!!
こんど思い切ってチャレンジしてみようかな???

ki銀次郎

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