ジャック・バークJr
~バンカーショットは球を打たないからやさしい~
ジャック・バークは1959年にマスターズと全米プロ制し、一躍時の人となったテキサスマン。
父親のジャック・バーク・シニアも強かったプロで、1920年の全米オープンで準優勝している。
父のシニアからゴルフの手ほどきを受け、19歳でプロに転向。しかし、すぐに戦争が始り海軍に入隊。
戦後はツアーが始まるまでティーチングプロとして働き、このときの経験が生かされて、ツアー引退後はフィル・ミケルソンらを指導、多くのチャンピオンを育てている。93歳になる今も現役のティーチングプロである。
そんなバークだからこそ多くの格言を残してきたが、バンカーショットのものもある。
それが「バンカーショットは最もやさしいショット。なぜならボールを打たなくていいのだから」
「バンカーショットはアバウトに打つほうがいい。だからボール手前数センチなんていうのではなく、10cmくらいを思い切って打つ。そうすればホームランにはならないし、砂をたくさん飛ばすことになって、その勢いでボールも一緒に飛び出す。ただしあんまり深く掘り過ぎてはいけない。できれば砂をサーッと薄めに取る。そうすれば、ふわふわの砂だろうが、濡れた硬い砂でも確実に出るからね」
こうしたバンカーショットはエクスプロ―ジョンとは呼ばない。
スプラッシュと呼ぶ。
よく、バンカーショットは「1ドル札を弾き出せ」というがまさにそうしたショットをすれば良いのだ。
(><)
砂の10センチ手前!!
こんど思い切ってチャレンジしてみようかな???
ki銀次郎
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