２０１６年 クォリファイングトーナメント最終結果

ＬＰＧＡ　クォリファイングトーナメントが11月29日～12月2日まで千葉県の東急セブンハンドレッド（東コース）で開催されています。

例年35位前後に入れれば、ほぼ全ての試合に出ることが可能。
注目プロでは香妻琴乃が44位、2013年の賞金女王、森田理香子は巻き返しならず、79位とかなり厳しい位置に。来季は2部のステップアップツアーを主戦場に、ツアーには主催者推薦などで出場することになりそうだ。

■痛恨トリで号泣…元賞金女王・森田理香子がレギュラーツアー出場権を失う

ホールアウト後、報道陣の前に立った森田はこらえられなかった。「ちょっと待ってくださいね…泣かないって決めたけどめっちゃ涙出てくる…」と気丈にふるまったもののふがいない結果に感情をこらえきれなかった。歴代賞金女王でシード落ちを経験したのは森田を含めて過去に5人だが、3年での陥落は最短。たぐいまれなショット力で頂点を極めた元女王は、来季の出場権を争うサバイバルでさらに苦悩を深めた。

来季はステップアップツアーを中心に戦うこととなる。最後は「スコア悪かったけど来年から楽しみという気持ちもある。伸びしろはたくさんあると思っているから、これからも強くなれるとシーズン通して感じた。必ずまた1番に戻れると心の中で思ってます」と涙を拭いた。

 

一方有村智恵は、このファイナルQTの結果を受けて晴れて来季から2012年以来の日本ツアー本格復帰を果たすこととなる。「スイングでやり切れていないところがあるので、オフに詰めていきたい。アメリカでコーチに見てもらいます」。昨季からたびたびスイングチェックを依頼するルーク・ドナルドらを指導するパット・ゴス氏のもとでショットに磨きをかけて、新シーズンに臨む。

諸見里市のぶも、来季はほぼ全試合に出場することが可能となるが、ラウンドをこなした後には体に違和感が出ることもあるため、春先や秋口など気温が下がる時期のトーナメント出場は見送る可能性もあるという。とはいえ、フル出場権確保は大きな前進。「この1年休んだエネルギーは使い果たしました（笑）でもまた、（開幕戦でホステスプロ）ダイキンオーキッドレディスで優勝をしたい気持ちも強くなってきました」。年間6勝を挙げた09年までさかのぼるツアー優勝。復活への歩みをまた一歩、強く踏み出した。

（以上、ＡＬＢＡゴルフニュースより）

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プロ野球やプロサッカー選手などは、選手生命が伸びているように思います。プロゴルフ界はというと昨年までの藤田寛之の活躍などは同じようなことを感じますが、女子プロゴルフ選手は宮里藍、横峯さくら、有村智恵、北田瑠依、この世代の実力低迷は速すぎるのではなかろうか。

有村智恵、諸見里しのぶ、この二人には、来季ぜひとも復活優勝を果たしていただきたいと期待します。

ｋｉ銀次郎

  

最終結果

工藤遥加　　　－３　１５位

有村智恵　　　－２　１７位Ｔ

前田陽子　　　－１　２１位Ｔ

一ノ瀬優希　　　０　２４位Ｔ

諸見里しのぶ　+２　３２位Ｔ

香妻琴乃　　　+４　４４位Ｔ

北田瑠衣　　　+７　６２位Ｔ

Ｏ・サタヤ　　+８　７５位Ｔ

森田理香子　　+９　7９位Ｔ

クォリファイングトーナメントの詳細は以下に記載されています。

https://cdn.lpga.or.jp/lpga/cms/2016/03/31/e055065424d6d8abde96dde9a3ed2fdfbf7013fa.pdf