2012年11月5日月曜日

『人生はいまの連続体』安岡正篤

活力・気迫がなければ、善も悪も、是も非もない。
幸福な人生とは、その人が一生の間にどれだけ「幸せだ」という感情を持つ事ができるかによって決まるもの。


こう考えると、順風満帆の時もそうでない時も、その時、「どう感じるか」が重要になってくる。つまり、いま、この瞬間をどう思うかなのである。
今を幸せと感じられれば、人生は「いま」の連続体なのだから、一生が幸せなのである。最後まであきらめなかった人間が、成功しているのである。
一つの灯火を掲げて一隅を照らす。そうした誠心誠意の歩みを続けると、いつか必ず共鳴する人が現れてくる。
一灯は二灯となり三灯となり、いつしか万灯となって、国をほのかに照らすようになる。
太い筆で細かい字を書く。これが人生を渡る秘訣だ。安岡正篤

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