2015年10月2日金曜日

◆「せっかく故障したんだから」(有森裕子)



時間は無限ではない。アスリートにとって、がんばれる時間というのは限られている。
その限られた時間をめいいっぱいがんばることに使いたければ、相手が変わるのを待つより、自分が変わったほうが早い。


こう思うようになって以来、わたしは監督とムダに衝突することがなくなり、練習に没頭できるようになった。それがオリンピックのメダル獲得につながったと思う。


時間の大切さをしると「自分が変わる」ことに対して抵抗がなくなるのかもしれない。
わたしがアスリートとしての時間が限られているということ以外に、時間の大切さを痛感したのは、友人を事故で亡くしたときだ。

 

ある日、治療院に行くと、その友人も来ていて私の隣で治療を受けていた。
カーテン越しに話していたので顔は見ぬまま「またね」と別れたその一週間後、友人は事故に遭った。



このとき、人生に「またね」ということはない、と思い知ったのだ。
明日がまた来る保証はない。時間は無限ではないのだ。


ぐずぐずしていられない、自分のやりたいこと、目標に少しでも近づくためには、変なこだわりは捨てよう。
そう思うようになってから気持ちがタクになった。


とはいえ、私も人間ができているわけではなく「いやになっちゃうな」と思うこともある。
人間なのだから落ち込むことがあってもいい。それも貴重な体験。
そう思わせてくれたのは、小出監督の次の言葉だ。


「どんなときも『せっかく』と思えばいいんだよ。せっかく故障したんだから今しかできないことをしよう。
せっかく神様が休めと言ってくれているんだからしっかり休もう」



この「せっかく」の発想のおかげで、一見ネガティブにとらえられ、自らを奮い立たせることができた。
せっかく与えられた人生なのだから精いっぱい生きたい、私はそう思う。
有森裕子



(><)
なんだか今のわたしにぴったりの内容ではないか。
この5年7ヶ月、ゴルフ日記を書きながらほぼほぼ毎日のようにゴルフの練習をしてきたのだが、2日前の練習場で右脇腹から背筋にいたる筋肉が痛くて練習ができない体になっています。



時間を見つけては、いやいや時間を作っては練習場へ行っていたわたしですが、スウィングができないのでどうしようかと悩んでいたところ、この文章が目に飛び込んできました。


「せっかくだから」少し体をやすめてみようかな?それともできる限り痛まない部分の筋トレをしようかな?そんなことを考えていましたが、「せっかくだから」をよーく考えてこの週末をすごすことにしました。

ki銀次郎

0 件のコメント:

コメントを投稿