2017年2月20日月曜日

ピーターたちのゴルフマナー(鈴木康之)

◆打ちっ放し練習場でショットとパッティングの実技練習

①ティアップしたボールはもちろん、マットの上のボールが前方へ飛球となって上がるまで。

②ショートアイアンとミドルアイアンで、そこそこのショットが5、6球は連続するようになるまで。

③バンカー練習場で、バンカーからの脱出ができるようになるまで。
以上①~③はレッスンプロまたはローハンディキャッパーの人について教わることが望ましい。

④練習グリーンか家のじゅうたんの上で1メートルと、7
、8メートルのパットがコンスタントに打ち分けられるまで。

◆ミニコースで作法と要領の習得。
⑤ショートホールコースでラウンド練習を数回重ねるまで。ティインググラウンドでは、上がり下がり、ティペッグの扱い方、打つ順番。バンカーの出入り、レーキでのならし方、ディボットマークの直し方。グリーンではスパイクシューズの歩き方、ボールマークの直し方、そして、そのホールのギブアップの仕方などが必須科目である。

◆ルールブックでエチケットとルールの基本学習。
⑥書店でもっともなじみやすそうに見えるゴルフ入門書を買い、一度は通読すること。ルールに関しては少なくとも第一章『エチケット』を読み、かつ理解すること。
⑦安全なプレー。素振りに注意。他のプレーヤーの前方へ出ないこと。
⑧他のプレーヤーへの配慮。真後ろに立たない。動かない。声や音を出さない。
⑨静かに楽しむこと。ミスショットしても、蛮声や嬌声を発しないこと。
⑩スピーディーに、てきぱきと振る舞うこと。
⑪用語の正しい定義と、基本的ないくつかのルール。
⑫ゴルフ場での常識的な装い。エチケットやマナー、要領や段取りには、そうしなければならない理由、そうするとトクする理由がある。ビギナーにはその理由を話し、納得させて覚えさせることが効果的でである。本書が一つ一つの作業をできるだけ理由を書き添えて説明しているのは、そのためである。
鈴木康之

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