2013年1月31日木曜日

沖縄尚学 硬式野球部(比嘉監督)



春の選抜高校野球甲子園大会に出場を決めた、沖縄尚学硬式野球部の比嘉監督は、練習中ミスをした選手に向って大きな声でこう叫びます。

「それで準備してきたんですか?」「本当に準備したんですか?」
練習中にこの言葉を何度も叫びます。

練習に対する練習をして準備をしてきたのかと問いただしているかのようでした。

そして部員には、その日の練習で感じたことを日誌に書かせています。
感じたことを言葉にして文字で表す作業を意図的に行っているわけです。

指導者は教える相手の頭の中を理解しなければ、絶対的な処方方法が出てこないはずなのです。
比嘉監督は日誌からそれをつかもうとしています。

「準備」というのは、過去に向ってするものではなく、全て未来に対して考えたり行動を起こすわけですから、想定される困難に対する心の準備ができるわけです。

そして更なる行動を起こし、すべてにおいて強固な「準備」がなされるのです。
指導者は、3ヶ月後、1年後、3年後というビジョンを描き、計画的な練習方法を常に考え続けることが必須である。

子供や部下に対しても同様だと思います。
ki銀次郎

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