2013年1月27日、大阪国際女子マラソンのテレビ中継を見て。
福士加代子選手は残り1kmでウクライナのガメラシュミルコ選手に抜かれてしまいました。言ってみれば41.19kmトップを走って頑張ってきたのに残り1kmで優勝を逃してしまった。
福士選手はガメラシュミルコ選手がヒタヒタと迫ってきていることは絶対にわかっていたはずです。
にもかかわらず、福士選手は、一度も後ろを振り向くことはなかった。
福士選手は、自分自身と戦っていたんだと思います。
闘っている相手は、大阪国際女子マラソンでもガメラシュミルコ選手でもなかったんだと思います。
福士選手は過去に2度、この大阪国際女子マラソンで苦汁を舐めている。く悔し涙も流している。
その福士選手はゴールしたあと笑顔で
「まだまだですね~」
と言葉を発していました。
それは目前で優勝を逃した照れかくしでもなんでもない、福士選手にしかわからない悔しさがそうさせたんだと思います。
私のゴルフと同じです。
「まだまだですね~」
ki銀次郎
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