2013年1月17日木曜日

「ゴルフの文化と歴史」


イギリスのマスコミは、日本のゴルフ界とゴルファーに対して厳しく苦言を呈することで知られる。

当然アメリカに対しても同様に不快感をあらわに表明している。
彼らは「ゴルフは、イギリス人がいいゲームをつくり、アメリカ人がそれを悪くし、
日本人が最悪なものにした」と今なお叫び続けているのである。

その由々しきアメリカの代表事例は、ゴルフ用語の誤使用、マリガン第一打は罰なし打ち直しOK.賭けナッソー。

さらに極め付け日本の事例は、握り、接待ゴルフ、前進4打、
6インチプレース、ワングリップOK。

さらにハーフを終えたら酒・ビールに豪華な昼食というスポーツではありえない
日本特有のゴルフ接待文化を生み出したのである。

悠久の歴史や精神の伝統をたいせつにする文化を有する日本人が、
何故かくも平気で英国の国技であるゴルフの精神を軽んずるのであろうか、
と嘆いているのである。

私たちはこれらの問題意識に乏しく、しかも特に誰からも指摘されることもなく過ごしているのが現状である。アンプレヤブル(夏坂健)

オリンピックに見る柔道着の色がブルーになったり、相撲界に外人力士が君臨することへの違和感を感じている日本人は少なくないと思います。
きっとイギリス人がゴルフに抱く思いというのは、これの比ではないだろう。
私たちゴルフをする者は、ゴルフにおける正しい文化、歴史、そしてルールを
継承する義務があるのではないだろうか。
ki銀次郎

1 件のコメント:

  1. 良い書籍があればと常々思っていますが
    文化、歴史に関する本は図書館でしかなかなか見当たらない気がします。

    新刊でもあるのでしょうか…

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