2013年1月15日火曜日

「いい学校」「いい会社」



少子化の今、周囲を見渡してみて大半の家庭は子供を塾に通わせ、少しでも偏差値の高い学校に入れたがっているように見えてしまう。

そんな保護者たちに「いい学校」とはと聞いたら、きっとこう答えるでしょう。
偏差値の高い学校の名前を言うと思います。
「いい会社」と聞けば、大きくてつぶれそうもない、給与が1円でも多いもらえる会社を指差すことでしょう。
給与はもらうのではなく稼ぐということを教えている親はどれくらいいるのでしょうか?

大学は卒業しても就職率は低く、大きな会社もアッと言う間につぶれる時代。
やっと就職してもノイローゼ、そううつ病にかかる人間も多い。
そして年間の自殺者は3万5千人を越える時代。

学校はどの学校を卒業しようが、その子がどんな学校生活を過ごしたのか、スポーツをしようがアルバイトをしようが、どんな生き方、どんな生きざまをしてきたかの方が大事だと思う。
また会社は明日にでも立ち上げることができて、明日から社長になれることも教えていない。

子供は自分と全く違う人種、親が進んできた道を押し付けたり、親が思い描いている道を押し付けるのは、その子の本当の素質を殺している場合があるということに気付いていない親が多い。

私は「いい学校」を卒業したと思っています。
それは人生において生きている価値を分かち合える同期や先輩、後輩にたくさん恵まれていて、こうして生きていられるからです。
感謝!
ki銀次郎


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