2014年8月21日木曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる

アプローチの極意を伝授





“アプローチの考え方”



「上手いなぁ、上げてよし、転がしてよし!」
「アプローチをやる時の中部さんの頭の中がどうなっているのか
一度見せていただきたいものですネ」



『アプローチに臨んだとき、私はまずなるべく小さいスウィングで寄せることを考えます』



『なぜなら小さいスウィングのほうが誤差が少なくてすむからです』
『次にボールの落とし所は、グリーン上のなるべく近い所に設定します』


『たとえばボールがグリーンの外側1ヤードのところにあり、ピンまでは20~30ヤード、さてどうしますか?』



「そうですねボクならPWとかSW、ウェッジ類を持っちゃうところですが・・・」



『私なら5番アイアンを選びます』



「えっ5番ですか!?」




『まず小さいスウィングでアプローチするのですから、ウェッジ類は念頭から消えます』


『次にボールの落とし所は、ボールのある所からわずか1メートル半前後の地点』



「小さく打って近くの地点に落とすには、5番という手も!しかもそれが一番簡単なんだ!」



『はい、つまり私はアプローチに臨むときに、一番易しい方法を選ぼうと考えているわけです』



『ゴルフって不思議なゲームですよね、上級者ほど易しいゴルフをしようとしているのに、へたっピほどわざわざ難しい攻め方を選び、ミスを重ねているなんて・・・』



『でも逆に言えば、初中級者にとってスコアを縮めることは、意外に簡単だということです』
『アプローチに臨むときに、ちょっと頭の中を整理すればいいだけのことなんですから』
中部銀次郎


(><)
世界の青木功プロも「ゴルフはゴロフ」と言って、
グリーン周りは迷わず5番アイアンを使っていたそうです。



“小さなスウィング”“落とし場所は一番近い所”
この理屈を知った以上、使わない手はないはずです。



しかし5番アイアンでわずか1m先に打つという練習を、
十分しないで実践し、思った以上にオーバーしてミスをすると、
この方法をやめてしまう人が多い。



そういう人はいつまで経っても90の壁をこえないでしょう。
これに限らず、練習方法、攻め方、やり方を常に変えることのできる寛容さを自分が持ち合わせることこそゴルフには大切なのではないでしょうか?



私はこのアプローチの方法でスコアアップしてきたのは事実です。
アプローチに自信が持てれば、セカンドショットは何が何でもグリーンに乗せたいなどと思わなくなります。



その心のゆとりを得るためにも、違うことへトライし続けなければならないでしょう。
上達しない人は、同じ練習ばかりして、コースでは同じ失敗を繰りかえし、同じところをぐるぐる回っていることに気付いていなのですね。
ki銀次郎

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