凄いアマチュア、鈴木三郎さんがその人!
38歳でゴルフを始め、絶対に上手くなろうと決心。
いかに立派な肩書きがあろうとも、ダッファーはあくまでもダッファー、そこにいるのは一人のヘボにすぎないというのがゴルフの仕組み。
ゴルフだけは上手になるほど面白い人生が送れると聞かされて、夢中になってみようと覚悟を決めた。
ウェッジを小さく振ることから練習をはじめた。
仕事の帰り道、必ず練習場で2時間、家に戻っても絨毯の上でボールを転がし続けて、次第にスイングを大きくしていった。
目標を書いて壁に張り、自宅前には1ヤードごとの線を書き込んで歩測をマスター。
通勤電車の中では、膝を柔らかく曲げて絶対につり革にはつかまらない。
手には常にハンドルグリップを握り、駅のホームでは足元のタイルの線を利用して、スクエア感覚を養い、更に視線を遠くに向けて、あの柱まで何ヤード!と距離感を養った。鈴木三郎
アンプレヤブル(夏坂健)
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