2013年2月21日木曜日

正しいグリップ(モダンゴルフ・ベンホーガン)


現在ゴルフをされている紳士淑女の皆様方で、この本を読んだことのない人はいませんか?
ゴルフをする人ならルールブックの次に読まなければならない本だと思いますよ。
アマゾンで700円ほどで手に入ります。


ゴルフの上達には正しいスイングを身につけなければならないと思います。
プロ選手のスイングでも10人いたら10人とも違うスイングをします。もちろんアマチュアも。
しかしそれはすべて正しいスイングだと思います。


上達するのに憧れのプロゴルファーのスイングが、真似できたら苦労しないと思います。
しかし1日何千球も練習して作ってきたプロのスイングが真似できるはずがありません。
アマチュアにはそれだけ練習する時間もお金もありません。


自論なのですが、ならば今すぐに真似のできるところは何だろう?
それは正しいグリップ、正しいボールの位置、この2つだと思います。


皆さんは正しいグリップを習ったことはありますか?
レッスンに通っていてもグリップ教えるレッスンプロはあまりみかけません。
なぜならレッスンに通っている人でも右手(右利き)親指をシャフトの真上に置いている人しかみかけないからです。


「トリガー」この言葉を知っている人は正しいグリップを自分なりに研究した人だと思います。


トリガーとは「引き金」を意味します。
右手親指はシャフトの真上ではなく、人刺し指を引き金を引く形にして、親指のさきとで輪っかをつくるようにして握ります。

人差し指の第一関節の腹でシャフトに触れるようにします。
しかし親指の先も人差し指の先もシャフトには触れないくらいにして、この2本の指でシャフトに触れるのは人差し指の第一関節の腹だけで、その腹が方向を指すのです。

この2本の指の付け根がYの字にすることをお忘れなく。


親指と人差し指を動かすと、神経は上腕を通り肩の筋肉までつながっています。
右手親指をシャフトの真上においておくと、間違いなくインパクトではシャフトを押さえつける動きになり力が入り、肩を硬直させてヘッドは走らないスイングになることでしょう。

強く振れば振るほど自分では強く速く振っているつもりになるが、この親指が邪魔をしてヘッドスピードが上がらないことに気づかないのです。

ゴルフをはじめて1年だろうが30年だろうが、ゴルフをこれからも続けるならば、今からでも遅くありません。
違和感があっても今すぐ正しいグリップ(親指はシャフトの真上に絶対おかない)に治すことをお勧めします。

道具やボールを変えなくても、正しいグリップにしただけでドライバーショットは確実に20ヤード飛距離が伸びることまちがいなし!
そして「モダンゴルフ」を読んだことがない人は絶対に読んでください。

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『ゴルフでは絶対的にやらなければならないことが幾つかある。その場合、だいたい正しく行っているということは、十分正しくないことなのである。グリップの場合がそれだ。半分正しくやってみてもなんにもならない。これに反して、ひとたび正しい習慣が身につきはじめると、クラブは正しく握ることは容易になる。黙っていても正しくいくだろう。さらに、グリップの勉強に精出すことは、何千倍のよい報いを生む』
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レッスン本は数々読みました。
しかしグリップに関してこのような素晴しい言葉や文章表現していた本は「モダンゴルフ」この1冊だけです。
モダンゴルフを読んだら、絶対にあなたのゴルフは変わります。
ki銀次郎

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