2015年3月11日水曜日

「一流のマナー」と仕事術(白洲次郎)




白洲次郎「マナーの原則」
根底にあったのは「敬意」。

すべての人への敬意を、伝統やしきたりへの敬意。



エピソード①
「その辺に置けとは何事であるか!」
昭和天皇からの贈り物を携え、マッカーサーを訪ねた白洲次郎。
贈り物を差し出したマッカーサーに「その辺に置いてくれ」と言われ、出たのがこの一言。



敢然と「礼儀をわきまえない者にさしあげるものなどない」と言い放ち、引き上げようとした。
マッカーサーは慌てて謝罪したという。
(1945年12月、GHQ総本部で。最高司令官、ダグラス・マッカーサーに。「白洲次郎名言集」清水將大、コミック新書から)





エピソード②
「てめえは手がねえのか!」
「自分より目下と思える人間には親切に」と常日頃、語っていた白洲次郎。
運転手やキャディーなど、縁の下の力持ちにとりわけ親切だったと言われている。



この発言は、軽井沢ゴルフ倶楽部の会員が車の後部座席にふんぞり返って、運転手にゴルフシューズの紐を結ばせているのを見て激怒した時のもの。
(理事を務める軽井沢ゴルフ倶楽部の駐車場で。会員の1人に『嵐の男 白洲次郎』青柳恵介、新潮文庫から)

白洲次郎


(><)
初めから白洲次郎さんのような人間はいないでしょう。
しかし私たち個々人がマナーやエチケットを意識して生活をしていないと、
世間一般的なマナーの向上は図れないと思います。
ki銀次郎

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