2017年3月1日水曜日

ピーターたちのゴルフマナー

サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。


夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。



気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?

これがゴルフマナーの世界基準です。


第5章 人間関係
◆ルール違反者との付き合い方

他のプレーヤーがルールに抵触するプレーをし、罰打を申告しなかった場合には勇気をもって指摘し、忠告しよう。


ルール違反を指摘しないでいることは、第一に相手ためにならない。第二にこちらの平常心の乱れを長引かせることになってソンである。


人の違反を指摘するのは快いことではない。しかし、ゴルフは前提に性善説を置いている。


その人は違反に気づかなかったのだろう、ルールを知らないのだろう、数え間違いをしているのだろう、悪意はないのだ、という前提に立って話しければ気はラクである。事実そうかも知れないのだから。そして、性善説に立てば、言い方も優しくなる。


違反になることはみとめたが、ペナルティの処置方法を認めない場合は、その場で、あるいはその後でルールブックを開いて正解を示すとよい。


ルールブックを携帯していなかったら、キャディマスター室で確かめ、はっきりさせるとよい。


明らかにルール違反をしたのに相手が認めない場合の対応は、ゴルフで遭遇する困難の中でいちばんの困難といえるだろう。しかたがない。


プライベートなラウンドでは、その時点からその人を無視するよりほかにない。競技会では、競技委員会に訴え、最低をゆだねることになる。
鈴木康之

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