2017年3月22日水曜日

宮里藍 最高の涙


2017年3月、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントを皮切りに日本女子プロゴルフツアーは開幕した。地元沖縄県出身の宮里藍が参戦していたのはご存知だと思います。結果は13オーバー、59位T。目を疑うような成績だった。

あの宮里藍が?最下位?なんてゴルフという競技は恐ろしい競技なのだろう。そんな思いを抱きました。


そして今日、たまたまこの本を読む機会に恵まれました。宮里藍がアメリカツアー初優勝までの1,406日の記録が書いてありました。



エビアンマスターズで初優勝するその時の、号泣するのではなく、ただ噛み締めて涙するその泣き方が、彼女らしいなと思った。4年分の思いを噛み締めて溢れたのは、言うまでもなく最高の涙だった。



自分の道を信じて、続けていることの大切さ、大変さ。
自分の信じた道を進み続けていくことこそ、一番難しい。
かっこよくなくていい。
無様でもいい。誰かが信じていてくれても、結局、自分自身が自分を信じられなければ何も起きないし、起こせない。


その道を進む過程で、周りに影響されたり、挫けそうになったり、もちろん、やめたくなることだってあるだろう。だけど、それを諦めずに続けてこそ、本当に欲しかったものは手に入れられるのだと、宮里が何より証明してくれたのだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿