2017年3月9日木曜日

いつもポケットに忍ばせたい名手の言葉






~フェアウェイの光っているとこへ打てばええ~

杉原輝雄


身長162センチ、体重60キロの小兵である杉原は飛距離が出なかったため、コースを利用して飛ばす工夫を常にしていた。
この言葉はそんな工夫の一端を紹介したもの。


フェアウェイは芝を刈るとき、縦に半分にして交互に刈っていく。ティグラウンドからグリーン方向に刈った部分は順目となり、反対にグリーンからティに刈ってくれば逆目となる。


そして、太陽が出ていれば順目の部分は光を反射して白く光る。
ここに打てば順目だから、ランで飛距離が稼げるのだ。
この言葉に象徴されるように、ゴルフにはちょっとしたアイデア、工夫が大事である。
【杉原輝雄】
1937年生まれ。両腕の五角形を崩さず、手首を使わない独特の打法で、青木、尾崎、中嶋の3強のパワーゴルフ時代にレギュラーツアー54勝を挙げる。海外1勝、シニア8勝。


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