2016年11月30日水曜日

森田理香子、女王から3年でシード落ちの異例

あれは2013年のこと。今も語り継がれるスーパープレイ、15メートルのイーグルパットを沈めて逆転Vに輝くと、次戦で史上4番目の若さで賞金女王に――森田理香子(26)にとって愛媛・エリエールGC松山はそんな栄光に満ちたコースのはずだった。その同じコースで3年後の今年は苦汁を嘗めた。

1117日からの大王製紙エリエールレディスは森田にとって崖っぷちの大会でした。賞金ランク68位と低迷していた彼女が、50位までに与えられる来季のシード権を手に入れる唯一の方法はこの大会で優勝すること。不死鳥のように蘇るかと思いきや、結果は予選落ち。7年連続で保持してきたシードを失ってしまいました。賞金女王になってわずか3年でシード落ちとは前代未聞です」(スポーツ紙記者)
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元賞金女王が出場義務試合数を満たしてシード落ちした例は過去に4人。
吉川なよ子、高村博美、塩谷育代、服部道子と錚々たる名が並ぶが、いずれも賞金女王となって10年以上が経ってからのこと。森田はと言えば14年に1勝はしたものの15年は未勝利、今年は33試合に出場して18試合で予選落ちという有様だ。

14年秋に年上男性との半同棲、それも略奪愛が報じられ、以後は1勝もできていません。すぐに破局したそうですが、影響があったのでは」(ゴルフ誌記者)

そんな“ココロ”の問題を勘ぐるムキに、元賞金女王の村口史子氏は一喝する。
「賞金女王にもなった勝負師にそんなこと関係ありませんよ。アプローチイップスに悩んだとも聞きますが、ゴルファーは1カ所直せば他に影響が出るもの。今回はいいショットも出ていますし、彼女はまだ26歳なんです。これからですよ」

森田は来季ツアー出場権を懸け、QT(最終予選会)に望みを託す。「週刊新潮」2016121日号 掲載


■森田、後半崩れて出遅れ88位「初日でよかった」

女子ゴルフ・LPGAファイナルQT(最終予選会)第1日(29日、千葉・東急セブンハンドレッドC東C=6456ヤード、パー72)2013年の賞金女王で今季賞金ランク69位に沈んだ森田理香子(26)=リコー=は1バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの5オーバーの77で88位と出遅れた。同じくシード落ちの香妻琴乃(24)=サマンサタバサ=は74の55位。有村智恵(29)=は73の37位で初日を終えた。68の小楠梨紗(24)=フリー=が首位。全選手が4日間72ホールで争う。

 森田は1アンダーで折り返した後半のインで大きく乱れた。第2打をOBした11番(パー4)でトリプルボギーを打つなど、まさかの42。「11番はクラブの選択ミス。調子はそんなに悪くないのに」とガックリだった。トーナメントとは違い、QTは1位になる必要はない。「バカだとは思うけど、初日でよかった。あと3日ある。どうにかしたい」と合格圏の35位以内を目指す。(サンケイスポーツ)
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村口史子のコメントはナイスフォローだと思います。森田の第一印象は、2012年前に横浜CCで行なわれた日本女子プロ選手権を観にいったときのことだった。

サインを求めるファンを横目に森田は冷たい態度だったことが第一印象だった。先日、最終日を前にトップをはしる選手が、サインを求めるファンに対し暗くなるまで対応し、みごと最終日もトップをキープし優勝した選手があいる。


無責任なことは言いたくないが、森田にはプロゴルファーとしてそんなところが足りなかったのかもしれない。元賞金女王には、ここで沈んでほしくない。頑張れ森田理香子!

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