2016年11月14日月曜日

上原彩子、女子ツアー史上最悪の「69オーバー141」…自らルールを勘違い

◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス第2日(12日、千葉・グレートアイランドC、6639ヤード、パー72)

「上原彩子」の画像検索結果

まさかのハプニングが起こった。米女子ツアーを主戦場に戦っている上原彩子が自らの勘違いにより、1日のスコアとしては日本女子ツアー史上最悪となる「69オーバー141」を記録した。
 11日の大会初日は早朝から雨が降り続いた。フェアウェーはぬかるみ、球に泥がつきやすい状況に。そのため競技委員会では大会初日のスタート前に「フェアウェーとカラーにある球は、マークした後で罰なしに拾い上げて拭くことができる」と、追加で特別規則を設けた。ところが上原彩は第1日に「拭いた後でワンクラブレングス(以内に)動かせると思った」と誤って解釈。ボールを拭いた後で、誤った場所にボールを移動させてプレーしてしまった。

 第2ラウンド前に自ら勘違いに気付いて申告。まずは誤った処置を15ホールで合計19回行ったため、1回の処置につき2罰打が科せられ計38罰打。それに加え、15ホールで過少申告したため計30罰打。初日の1オーバー73のスコアに合計68罰打が科せられて、69オーバー141。第2日は5バーディー、1ボギーの68で回ったが、通算65オーバーの最下位で予選落ち。「間違って解釈していた。自分がきちんとしていなかったのが悪い」と肩を落としていた。
(スポーツ報知)


(※)2016年1月にゴルフ規則が改定され、罰を受けていたことを知らずに過少なスコアを提出した場合、以前とは異なり競技失格にはならない。違反に対する罰打にスコア誤記の2罰打を加え、競技を続行する(ゴルフ規則6-6d


上原は「1クラブの長さ以内の範囲で置き直せる」と勘違いし、15ホール、計19カ所で誤った処置を行っていた。2日目に誤解に気づいて申告した結果、「誤所からのプレー」による2罰打×19回=38打、「スコアの誤記」による2罰打×15ホール=30打で、計68打のペナルティを科された。

上原はサイトで「今回は推薦をいただいての出場でした。主戦場の米ツアーでは1クラブ以内のプレースで行っているので、今回も海外で行っている方法と同じだと判断してしまいました」と説明。その上で「ペナルティの数がすごくつくので競技を続行するか?という選択肢もありましたが、遠くから足を運んだファンの皆さまに私のゴルフを観せずに帰ってもらう訳にはいかないと思い、2日目のラウンドも続行しました」とつづった。

(ゴルフダイジェストオンライン)

0 件のコメント:

コメントを投稿