2012年8月22日水曜日

中部銀次郎のアプローチ!

『私はピタピタと寄せたいと思ったことはありません』

むしろ残りの距離やクラブがどうであれ、結果はいつもアバウトでよしと考えています。
なぜならピンを狙うことで「心を窮屈」にしてしまい、普段通りのスイングができなくなるからです。


アプローチに臨んだ時、私はまずなるべく小さいスイングで寄せることを考えます。
何故なら誤差が少なくてすむからです。時には5番アイアンだって使います。


一本のウェッジでフェイスを閉じたり開いたり、そんな難しい技は必要ないと思います。
『なるべく小さなスイング』ここに確率論が隠されています。
ゴルフはミスが当たり前の競技!ミスを減らすことが好スコアへの道。

25ヤードのアプローチを、5番アイアンで行ったときと、フェースにロフト角のあるSWで行ったときでは、ボールの落とし場所はどっちが身体に近いか?
当然ながら5番アイアンである。ボールの落とし場所が近ければ近いほど、限りなく正確に狙うことができます。
(中部銀次郎)


振り幅は当然ながらSWの方が大きくなり、トップしたら狙った距離よりも遠くへ飛んで行ってしまう。こんなケースは必ずといっていいほどグリーン奥へ行ってしまい、返しに最低3打必要になってしまう。
またSWの場合、ライによってはボールの下をスクってしまう達磨落しや、ダフル可能性も高くなります。
7番アイアンや5番アイアンで転がす場合は、パターと同じ感覚で打つので、だるま落しやダフルという失敗から開放されます。


グリーン周りのアプローチを5番~9番アイアンに変えただけで90台は出ると思います。
90台でうろうろしている人は80台で廻れますよ。
青木功プロは「ゴルフはゴロフ」と言って、グリーン周りは5番アイアンを多用していたそうです。

練習場へ行くときは、ドライバーを自宅において持っていかない、打たない、握らない。
練習場では7番アイアンや5番アイアンで、50ヤード以内を打ち分ける練習、今までやったことのない練習をすれば、林に入ったときに助けてくれる。花道からのアプローチも転がすことでバリエーションも増えます。

何かを変えなければ何も変わらない、同じく人生もまた!
ki銀次郎



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