2012年8月31日金曜日

『ラフのボールに耳を傾ければ』

『ラフのボールに耳を傾ければ』

ボールが深いラフにあるのに、
「キャディさん残り何ヤード?」とたずねるゴルファーがいる。

聞かれた手前、キャディは160ヤードです!と答える。
聞いた手前、ミドルアイアンを手にする。そして芝に喰われてチョロをする。

クラブ選択は、残りの距離ではなくてボールのあるライで選択する。
まずは草より上にあげて脱出することを優先する。花道に運んでおけば、アプローチ次第でParが取れる。

ラフに捕まったら、心を落ち着かせてボールにたずねてみて下さい。
「何番アイアンで打ってもらいたい?」
ボールはこう言います。
「まずはラフから脱出させて下さい」
決してグリーンに届かせて下さいなんて言わないから。中部銀次郎

本屋へいって売場を冷静に見てみると、ゴルフほど種類が多く面積をとっているジャンルは他に見当たらない。

それくらいゴルフのレッスン書は数が多く、しかも売れているのです。理由はゴルフがあまりにも難しいからです。

『クラブ選択はボールのあるライで選択する』こんな貴重なことを書いてあるのは中部銀次郎さんの本だけなのです。ki銀次郎

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