2014年6月13日金曜日

“中部銀次郎の攻め方、狙い方”

キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。

そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)




“上達を阻むもの”


ある日、中部夫人が銀次郎に尋ねた
「あなた膝はどれくらい動かすものなの」
「たとえばピッチングで30ヤード寄せるとき」
「バックスウィングはこれくらい上げるんだけど」
「そのとき膝はどれくらい動かすものなの・・・?」



夫人の言葉を聞きながら銀次郎は訝(いぶか)しく思った



なぜそんな質問をするんだろう?
ある程度バックスウィングすれば膝は自然に動くものではないか
もちろん不必要なまでに動いていれば、多少抑えたほうがいいだろう
逆に鯱張って固まっていれば潤滑油を差す必要がある



しかし当時の中部夫人は80台前半ラウンドするだけの腕の持ち主
ごく普通のアプローチくらい難なくやってのけるはず
その彼女がなぜ重箱の隅をつつくようにこだわるのか・・・?



そう考えるうちに銀次郎は、はたと膝を打った!
『そうかゴルフの上達を阻むものはこれか!』と



技術の細部にこだわると心が窮屈になる



体が自縄自縛(じじょうじばく)に陥る。


挙句ミスをする



その結果ショットの不安が募り、
さらに「技術の迷宮」に迷い込む・・・



スウィングに臨むとき、大切なのは理論や知識を紐解くことではない
経験の抽斗(ひきだし)に身を委ねることである
以前もこんなところからこんな感じで寄せたことがあるな・・・と



心を楽にしてスッと打ってしまうことである
技術の細部から心を解放することこそ
ゴルフ上達の秘訣である
中部銀次郎


(><)
自縄自縛(じじょうじばく)とは、自由に振る舞えず苦しむことである。

ゴルフのスウィングはついつい深く考えてしまいがち、
私はできるだけシンプルにシンプルに考えるようにしている。
ki銀次郎

0 件のコメント:

コメントを投稿