2014年11月14日金曜日

禅 ゴルフ(ジョセフ・ペアレント)

メンタル強化の切り札は
「禅」だ!
本書はあらゆるレベルのゴルファーにとって、

優れたメンタルコーチになってくれるに違いない。





私はゴルフコーチだが、スウィングの指導はしていない。
私がゴルファーに教えるのは、コースにおけるコントロールの仕方と、そのような心にプレーを委ねる方法がある。



私は、プレーに対する取組み方とコースにおける身の処し方について、これまでとはひと味違った考え方を説いている。
つまり“禅ゴルフの道”に基づくプレーの仕方を教えているのである。



私のいう禅の道とは、現在という瞬間に完全に没頭するなかで「(自分の置かれた立場と、あるべき姿を)正しく認識して行動すること」だ。



そのような行動に付随する特性には、広い視野、無理せずに集中できる力、平静にして時間を超越した心境、自信、不安や疑念からの完全な脱却などが含まれる。



面白いことに、これは完璧なプレーを演じた各種のスポーツのチャンピオンたちが、「ゾーンに入ってプレーできた」と表現する状態とまったく同じなのである。



またこれは、あらゆるゴルファーが繰り返し感じたいと願う、ボールを完璧にとらえたときの感覚と、驚くほど似通っているのだ。



偉大なインストラクターだった故ハーヴィー・ぺニックは、かつてこう語った。
「熟練したゴルファーは皆、最高のプレーをしているときは、瞑想を行っているときとおおかた同じような精神状態にあることを認識しているし、それを必ずしもはっきりとは認識していない場合でも、少なくともそのように感じるものだ。人は、そのような状態になると緊張や雑念から完璧に解放され、一つのことに集中できる。これこそ、いいプレーにとって理想的な条件なのである」



過去20年間で、クラブ、ボール、そしてスウィング分析のためのビデオを含む各種の道具や練習グッズは大幅に改良されたし、膨大な数のスウィング解説書や雑誌記事が巷に溢れている。



しかしそれでも、アベレージ・ゴルファーのスコアは目を見張らせるほどよくならない。これはなぜなのだろうか。



クラブの性能やスウィングに関する知識がどれほど進歩しても、コースに出たときに“心でプレーする”術を知らなければ、ゴルファー諸氏は自らの潜在能力の発揮を妨げる、共通の精神面の障壁にいやでも直面してしまう。



自分のプレーに関する不安、さまざまな状況に対する感情的反応、そして集中力の欠如は、ゴルファーが自己の能力を最大限に発揮することを阻害する、重大な要因である。



このような障壁を克服することがロースコアへの鍵だ!



タイガー・ウッズはあるとき、ABCテレビのインタビューで次のように述べた。
「私の母は仏教の信者です。仏教では、悟りの境地を拓きたければ、瞑想と心で行う自己改良によってそれを成就しなければなりません。(タイ人である)母は、そのことを私に伝承してくれたのです。その結果私は、あらゆる状況下で可能な限り冷静さを保ち、自分の心を最大の資産として使えるようになりました」



ゴルフというメンタル・ゲームについて書かれた多くの著者や記事は、
判を押したように、「現在という瞬間のことだけを考えてショットに集中し、雑念を捨て、(結果に関して)自分を責めてはならない」と説いている。



拙著『禅ゴルフ』が特別なレッスン書だと言えるのは、これらのことを実際に行う方法を具体的に示しているからである。
ジョセフ・ペアレント



(><)
私はまだまだ感情コントロールができていないようです。
特に同伴競技者には左右されやすいようです。
この本をきっかけに、心の修行をし、更に練習を積んで、スコアもアップさせたいと思っています。



ゴルフのショットの原点は、野球の遠投(キャッチボール)にあり、相手の胸に投げるという集中力(イメージすること)が大事で、
そうすれば体は勝手に動くということです。
あれこれ考えてしまうのは、それらの動きを妨げることになるということを理解したい。



まだまだ先日の悪いスコアを引きずっているが、悪かったことはサッさと忘れて、また練習に励もうと思います。
18ホールをプレーする間も、悪ければすぐに忘れて心を切り替えることが好スコアにつながることだから。
ki銀次郎

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