2014年12月10日水曜日

“これがゴルフの基本の「き」!”




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私自身の基本の「き」は“振りたいように振る”を信念に、他はあまり深く考えすぎないように練習しています。



唯一ゴルフスウィングでこれだけは守らなければならないと思っているのが
「ステイ・ビハインド・ザ・ボール」
この言葉を知ったのは、尊敬するコーチ“ハーヴィー・ぺニック”のリトルレッドブックでした。



特集が週刊ゴルフダイジェスト NO.47号に掲載されていたので、改めてピックアップしてみました。
磯辺銀次郎





「ビハインド・ザ・ボール」―正確にいうと、
「ステイ・ビハインド・ザ・ボール」
あるいは「キープ・ユア・ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」



すなわち「ボールの後ろに頭を残せ」
スウィングの変遷に詳しいゴルフ記者・塩田正氏によれば、
「頭を残せ」という記述は、
1908年発行のジェームズ・ブレード著『アドバイスド・ゴルフ』にすでに見られるという。



この本の『ロングドライブ』という項目のなかに『ボディ保つためには、頭と背中を後ろに置いておかなければならない』とあります。



私の知る限り、これが最も古い記述。
その後スウィングの技術・教えは変化していくけれど、このビハインド・ザ・ボールの原則については、いまだ変わらぬ金科玉条(きんかぎょくじょう)として、連綿と受け継がれている。
金科玉条(最も大切な決まり。おきて。黄金や珠玉のように善美を尽くした法律や規則を意味し、転じて、人が絶対的な拠り所として守るべき規則や法律のこと。




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そして、現代の今に至っても「ステイ・ビハインド・ザ・ボール」この形でスウィングしていたジャック・ニクラウスをはじめ、往年の名選手のスウィングフォームは例として取り上げられる。



そして私の愛する中部銀次郎さんもまた同じである。
中部銀次郎さんの「ステイ・ビハインド・ザ・ボール」論を改めて紹介させていただきます。
磯辺銀次郎





「ゴルフスウィング論で大事なことは、2点だけである。すなわち―“テークバックで右腰がアドレスした位置より右にずれてはいけない”、“スウィング中、頭を動かすな”である」



これは、プロより強いアマと言われた名手・中部銀次郎がその著書で語った言葉。



中部はこう続ける。
「右へ流れるということは、頭が動く―ということである。頭が動くということは、体の軸が揺れるということである」



ゴルフスウィングは円運動。その中心が動けば円にはならない。
その中心である軸が動いてしまうと、軌道が歪み、ヘッドが正しい角度で当たらない、というわけだ。



しかし・・・・・
「知っているということと、実際にできるということは、まったく違う」と中部。
「頭で理解していることができないところに、ゴルファーは悩んでいるわけである」



ではどうすればいいか?




中部銀次郎の工夫1
“壁に頭をつけてシャドースウィング”
若き日の中部が繰り返しおこなっていたという練習法。
簡単そうに見えるが、この状態でスムースに振り抜くのは意外と難しい。
頭を動かさないという感覚がどのようなものかをありありと実感できる。





中部銀次郎の工夫2
“天から1本の毛髪を引っ張られているイメージで立つ”
「頭を動かすな」と言われると、首が緊張して肩をスムースに回転させるのが難しくなる。
そこで中部がイメージしたのは
「天から1本の毛髪を引っ張られている感覚」
首の力がフッと抜け、肩がスムースに回るようになる。





中部銀次郎の工夫3
“鏡の中の自分の頭を見ながら振る”
練習場の端には鏡が設置されている場合が多い。
それを利用して、鏡の中の自分の顔を見ながらスウィングをする。
頭の位置が保たれると、想像以上にヘッドが走るのが実感できるはずだ。

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