2016年7月1日金曜日

◆いつもポケットに忍ばせたい名手の言葉

~重心配分を決めたらあとは振るだけ~
中嶋常幸

動き出す前のアドレスの重心配分が最も大切
あとは気持ちよく振るだけ


「スウィング始動後はプロでも無意識の領域。だからこそ動き出す前のアドレスが最も大切になるんです」中嶋常幸は語る。



なかでも僕が重要視しているのが、構えたときの重心位置。バックスウイングへスムーズに移行するためには、若干のつま先寄りに体重を乗せる。前後6対4の重心配分がベスト。

これはどんなスポーツにも共通する部分で、このバランスなら、スウィングのパワーポイントである拇指丘の力を結集することができる。

また左右の足の配分も右6対左4が理想。この重心配分ができたら、あとは気持ちよく振るだけですよ。
【中嶋常幸】
1954年生まれ。21歳でプロ転向。メジャーでも活躍し、86年のマスターズでは、8位Tでフィニッシュ。ツアー48勝。


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