2015年12月14日月曜日

◆つわものどもの夢のあと

ついさっきまで激しいぶつかり合いが繰り広げられた誰もいないアミノバイタルフィールド。
関東大学アメリカンフットボールリーグの審判をしている後輩が撮った写真です。



わたしは社会人でアメリカンフットボールを10年経験しました。現役引退後はすぐ、恩返しのつもりで母校チームのお手伝いを少しだけやりました。


そのとき初めて知ったことがあります。
関東大学アメリカンフットボール連盟に加入するための最低条件として、各校から2名以上の審判を提供しなければならないということでした。


わたしは社会人で10年もプレーしていながらまったく知りませんでした。
自分がフィールドでプレーできたのも、大舞台で活躍できたのも、テレビに映ったのも、グラウンドがあって、グラウンドを整備してくれる人がいて、審判がいてくれて、はじめて“試合”ができている。



そんな裏方にまわって仕事をしている人たちへの感謝の気持ちを忘れてはいけないという気持ちを強く抱くようになりました。


さっきまで熱い戦いが繰り広げられていたグラウンドにも客席にも、人っこ一人いなくなり、熱気のあったロッカールームにはテーピングテープのくずが散らばっている。


それを一つひとつ片づけてくれたマネージャーのことを思い出す今日この頃です。
息子にもこんなことを感じ学びながら、毎日の練習に取り組んでほしいものです。

ki銀次郎

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