2015年12月25日金曜日

中部銀次郎のゴルフ(体之巻)

自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。


練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。


~アイアンの練習~

アイアンの練習をするとき、たとえプロであっても
“ティアップして打つべし!”
というススメがある。


その一方であえて悪いライ(マットのはげた部分)で練習してこそ実践力が身につくという説もある。



さてどちらが正しいのだろう?
「それは練習の目的次第です」と中部銀次郎は言う。


スウィング作りを目的とするならティアップして、打つに如(し)くはない。常にボールだけをヒットし球の高さが一定になるまで練習を重ねれば、おのずと正しい前傾姿勢が身につく。


バランスの良いスウィング、一定のスウィング軌道、そして技術の土台が出来上がる。


一方あえて悪いライから練習するのは精神の鍛練が主たる目的である。
1日18ホールラウンドすれば必ずピンチに見舞われる。見ただけでプレッシャーを感じるようなライにボールが止まっていることが一再ならずある。


そのとき問われるのは技術力よりむしろ精神力だ!




普段からあえて悪いライで練習していれば、イザというときの胆力が自然に備わる。どんなピンチに遭遇しても、慌てず騒がず冷静に対処できる。



よってアイアンの練習をするときは、ティアップして技術の土台を作り、悪いライで精神力を鍛え上げる。
その両者をバランスよく練習することが、スキルフルでタフなゴルファーを創り上げてくれるのである。
ki銀次郎

(><)
わたしは毎日のように練習場へ行っているが、アイアンショットの練習をティアップして練習しているアマチュアはほとんど見かけない。
わたしも今日の練習からはティアップして練習することにしよう。

ki銀次郎

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