2016年8月26日金曜日

中部銀次郎のゴルフ(体之巻)

自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。


練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。



~練習三方~

中部銀次郎が心がけた練習法に「シミュレーション法」がある。たとえ練習場で打っていても、どのコースの何番ホールにいるかを鮮明にイメージし、風やライを思い描き・・・


1ショット
1ショット
クラブを選択し、球筋を考え本番さながらに打っていくのである。


つまり練習場にいながらにして銀次郎は何ラウンドも回っていたのである。練習のための練習といった無駄は一発もない。


密度の濃い実戦直結型の練習方法で、次のラウンドに備えていたのである。それとは別に「スウィングチェック」に取り組んだこともいうまでもない。


アドレス、テークバック、バックスウィング、トップ、ダウン、そしてフォロー、フィニッシュまで。




おのれの体の使い方に全神経を集中し、チェックする。間違いがあればキッチリ矯正する。その際ナイスショットが出なくても目をつぶる。


スウィング作りとナイスショットの両方を一遍に求めてはいけないことを知っているからである。おのれのスウィングを立て直すと同時に、我慢強さを鍛え上げる練習方法でもあったのである。


だが、あまりにも理詰めでスウィングを作っていく危険性も銀次郎はわきまえていた。だから時にはただひたすら「連続打ち」も試みた。


リズムやテンポを大切にして次から次とボールを打っていく。考える隙を与えず体に反応させる。そうすることによってより鋭い感性が養われる。


「シミュレーション法」
「スウィングチェック」
「連続打ち」


この「練習三法」のバランスのいい土台があったからこそ、中部銀次郎は日本アマ選手権6回制覇という偉業をやってのけられたのである。中部銀次郎

(><)
この本に載っていた前回の「風船を膨らませるタイミングでテークバックする」これを今週の練習では実践してきました。


今まで自分の練習に掛けていたのは「連続打ち」でした。これからは連続打ちも練習に取り入れようと思います。

ki銀次郎

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