2016年8月31日水曜日

図解 ゴルフ百講 赤星四郎(校閲)長濱松二(著)

ボビー・ジョーンズが年間グランドスラムを達成した翌年、1931年に発売された日本初の本格レッスン書。
85年経った今も、その教えはゴルファーの心に響く


 ◆ボビー・ジョーンズの努力

ボビー・ジョーンズは、一般に推測されている様な、天才として産まれた人ではない。彼もまた永年の間、研究や実験に、火の出る様な勉強をした人である。


例えば彼の昨年一昨年頃のフォームが、1922年頃のと大に異なっていた事を思っても、想像し得られる。


最初、彼は、球を飛ばす事にのみ重きを置いて、成功した人であって、或るトーナメントで306ヤードも高く飛ばしてグリーンに落とした事等もある程で、従って、その頃の彼の、クラブヘッドが球に接触する点は、改良したのよりも、手前で打たねばならなかった。


彼は、これを全々更えて、低く飛んでなお転がって行く方法に改めてしまった。次項の解図は、これを充分証明している。



Beat or be beaten.(打つか打たれるか)

Eat or be eaten.(食べるか食べられるか)

Be killed or kill.(死ぬか殺すか)


Choose which you will.(どちらかを選びなさい)

0 件のコメント:

コメントを投稿