2016年8月3日水曜日

◆五輪でやったこと、ゴルフでやっていること

オリンピック選手に聞きました。
ここ一番のプレッシャー、どうやって乗り越える?

~追い詰められて出せた9.8~

塚原光男(男子体操)


3回出場した中で最もプレッシャーを感じたのがモントリオール大会。団体総合5連覇がかかった決勝で2人の選手が棄権し、残るは5人。

決勝は上位5人の特典で競いますから失敗もケガも許されません。最終種目の鉄棒の最後の演技者が私です。あの時はさすがに足が震えました。

支えになったのは、常に同じ手順で演技に入る練習をしていたことでした。

滑り止めの粉をつける時は演技の手順をシュミレーションして成功した瞬間をイメージし、「これでよい」と声に出して臨むといった方法で、それを2カ月繰り返してきたのです。結果9.8点を出してソ連に逆転、5連覇を達成できました。

最後は「あれだけ練習してきたのだから」と開き直ったのも功を奏したと思います。

もう怖いものはないでしょうと言われますが、現役引退後、競技ゴルフに目覚めて大会に出場した時、緊張のあまり見事に空振りをしたことがありました(笑)

以来、ルーティーンを励行し、ポジティブに考えるようにしています。「外したら予選落ち」よりも「入れたら決勝に行ける」と思ったほうが楽にストロークできますから。

(><)
この当時はルーティーンという言葉はなかったと思います。塚原選手はそのルーティーンを自然におこなっていたんですね。

私も今日の練習からルーティーンを大切に練習しようと思います。
ki銀次郎


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