2014年10月31日金曜日

中部銀次郎「ゴルフの神髄」新編

もっと深く、
もっと楽しく


「技術を磨くことより心の内奥に深く問い続けることが大切」

「自分の力を、甘くなく辛くなく正確に把握する。そこからすべては始まる」




“スコアメーキングの鍵”
ゴルフにおいてスコアメーキングの鍵を握るのは、自分の力量を知るかどうかである。



つまり、できることとできないことを自分ではっきり把握しているか――にかかっているのだ。



仮に、ある状況下でここからグリーンを狙うようなショットは、自分にはとうていできそうもないと判断した場合、とりあえず次打の打ちやすいところへボールを打っておくことになる。



この処置によって失うストロークは、わずか1打でしかない。
というよりも、次打をピンに寄せるチャンスはまだ残されている。



一方、自分でこのショットが正確に打てるかどうか判断もせず、
ただ闇雲にグリーンめがけて打っていったとすると、
まず間違いなく悲惨な結果を招くものだ。



失うのが1ストロークどころか、2打、3打にもなることがしばしばなのである。
ショットの能力では同じレベルのゴルファーで、ひとりがハンディキャップ10、ひとりが18というように大きく差がつく例もよくあるが、
この差は両者のゲーム設計能力から生じているといえる。



要するに、自分でできることとできないことが理解できているかどうかが、二人の違いを決めてしまうのだ。



ギリシャのどこかの神殿には
「おのれ自身を知れ」
という言葉が刻まれていて、この言葉は西欧の認識論の基礎をなしてきたとか。



ゴルフにおいても
「おのれ自身を知れ」
という言葉は、絶対の真理なのである。
中部銀次郎


(><)
この前はハーフ44でプレーできたのに、今回は50叩いてしまった。
これが我々レベルのゴルフだと思います。



原因のすべてはここに書かれていることが、我々に一番ふさわしいレッスンだと思います。



例えば、パー5のホールでは、必ずといっていいほど3Wを打つ人が多い。そしてミスをする。
3Wを打たないでいると、「3Wを打たないでいると、いつまでも3Wは打てないよ」と意見する人もいます。



それも正論かもしれませんが、3Wがきちんと打てるようになるのは、自分自身の実力を知り、階段を上るようにハンディキャップも少なくなり、実力が伴うころには、自然に3Wも打てる体になるような気がしています。



大事なのは、その基礎になる“心構え”を今の自分に身につけることではないでしょうか?
パー5のセカンドショットは、私はまだまだアイアンを使っています。
ki銀次郎

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