2014年10月30日木曜日

気づかないうちに、こまったプレーヤーになっていませんか?




コースからスコアだけ持ち帰るものに友人はできない。

誠実な人に対してゴルフは、多くの友情と信頼をお土産にくれるんだ。

ゴルフプレーには、必ずその人の信頼を表している。
赤星四郎



結果だけを重視して、
意図を問わない態度をとるかぎり、
上達はとうてい望めない。

中部銀次郎





ゴルフ場の練習グリーンに、ボールを5m先へキャリーで投げるトスをしている人を見かけました。
意図は、アプローチショットをしてグリーンにキャリーしたあとの、ボールの転がり方を見ていたんだと思います。



ボールがグリーンに落ちるたびに「ドスン、ドスン」と音を立てるので驚いて見ている人もいました。
やっている本人は夢中なので、芝生が凹んでいるのも気にしていない様子でした。



自分のスコアを最優先に考えていませんか?



1日の来場者全員、50組、200人が、同じようにボールを投げたら、
グリーンはいったいどうなるのでしょう?



“自分一人くらいならいいだろう?”



そういう気持ちがエチケット違反を引き出すのではないでしょうか。



“ピターたちのゴルフマナー”の著者、鈴木康之さんは、
グリーンの概念をこう表現しています。



「デリケートを保たねばならない場所」



保つということは人が手を加えなければならないということです。
使用する者が保ってあげるべく努力しなくてはなりません。



ゴルフをする者にとっては
ゴルフ練習場もゴルフ場とまったく同じ!
練習グリーンもコースのグリーンもまったく同じ!



ゴルフ場は小さな社会、ゴルフ場に来たときだけお行儀を良くしようと思ってもムリなのですね。
ゴルフは自分の悪い部分を引きずりだして、気づかせてくれる競技です。



せっかくゴルフ場に来たのだから、自分の悪いところは謙虚に受け止めて、
スコアではなく、友情と信頼をもって帰りたいものです。

ki銀次郎

0 件のコメント:

コメントを投稿