※本日からスタート
自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。
練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。
中部さんがまだ学生の頃、知人を介して5、6枚の分解写真を預かったことがあります。気づいた点をいくつか箇条書きにして返したのですが、とくにダウン以降のフットワークをもっと柔らかく滑らかに、とアドバイスしました。それから数年も経たないうちに、日本アマでどんどん勝ちはじめたので驚いたなぁ。
アマチュアのゴルフはプロよりも過酷な側面があります。中部さんはそれを命がけで独習して技術を磨き上げたのだから偉いと思う。戦後の新しいゴルフのお手本を後進にしめしてくれた人ですね。
陳清波
~上達を阻むもの~
「あなた、膝はどれくらい動かすものなの?」
ある日、中部夫人が銀次郎に尋ねた。
「たとえばピッチングで30ヤードを寄せる時」
「バックスウィングはこれくらい上げるんだけど」
「その時、膝はどれくらい動かすものなの・・・・・?」
夫人の言葉を聞きながら銀次郎は訝しく思った。
なぜそんな質問するんだろう?
あるていどバックスウィングすれば、膝は自然に動くものではないか。もちろん不必要なまでに動いていれば、多少抑えたほうがいいだろう。
逆に鯱張って固まっていれば潤滑油を差す必要がある。
しかし当時の中部夫人は80台前半でラウンドするだけの腕の持ち主で、ごく普通のアプローチぐらい難なくやってのけるはず。
その彼女がなぜ重箱の隅をつつくようにこだわるのか・・・?
そう考えるうちに銀次郎は、はたと膝を打った!
そうかゴルフの上達を阻むものはこれか!と
技術の細部にこだわると心が窮屈になる。
体が自縄自縛(じじょうじばく)に陥る。
挙句ミスをする。
その結果ショットの不安が募り、さらに「技術の細部という迷宮に迷い込む・・・」
スウィングに臨むとき大切なのは、理論や知識を紐解くことではない。
経験の抽斗(ひきだし)に身を委ねることである。
以前もこんな所からこんな感じで寄せたことがある・・・と
心を楽にしてスッと打ってしまうことである。
技術の細部から心を解放することこそ
ゴルフの上達の秘訣なのである。
中部銀次郎
(><)
ゴルフほどスウィングの細部だったり、構えやグリップ、更にはボールのある場所、芝生、砂、土、芝生も逆目、順目、それによって打ち方を考えてしまうのがゴルファーの常。
これが自縄自縛のはじまりなのでしょうね。
過去の経験に身を委ねる。
これにつきるのでしょう。
でも技術のことが自然に頭をよぎるんだよな~
ki銀次郎
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