2015年11月20日金曜日

中部銀次郎 語録(50音順)

◆の
・脳天から尾てい骨に一本の軸棒を通す。軸が作れたら、その軸をぶらさずにスウィングすればいい。
 

◆は
・パーは自分のノルマみたいなものなので精魂傾けて達成しなければ、という気持ちになれるんです。この“なれる”という状態が面白いというか、不思議な現象ですね。
ショットにしてもパットにしてもいい加減な精神状態でやった覚えはないけれど、精魂傾けてとなるとちょっと怪しい。


・恥ずかしいのはハンディ以上叩くことだ。


・バーディは「とった」のではなく、「出てしまった」といったほうが正しい。ようするに、マグレなのだ。


・働きすぎることで、運動能力が低下することが多いんです。五感のうち、ゴルフでは視覚が最も働く五感です。
これが鋭敏に反応しすぎると狙うポイントとか強さに対してもギリギリの線を求めてしまう。
それこそ“センチミリミリ”で狙う。そのことで運動能力が制約されやすい。パットはデッサンで済ませておけばいいのに、精密図を描こうとするからかえって狂いがでる。

 
・パッティングの心得はパターの芯で打つこと。
芯に当たらなければ、転がりが悪いので距離感は出ないし、ボールに左右の回転がついて曲がることもある。


・パットは少しずつゆっくりと慣らす。
上手な人は静かにスタートします。ゆっくりとボールを前に進めていく。3オン2パットでOK。


・パットは入るか入らないか覚悟を決めて打つ。
いくら惜しくても外れたら外れたのです。嘆いても仕方がない。だったら最初から外れることもあると思って覚悟を決めることです。


・パットは雰囲気が大切。入りそうな雰囲気をつくる。


・初めてのコースは見えるところまで打つ。
見えないところには何があるかわからない。見えるところまでの距離を知って打つことです。こうしてプレーを進めていけば大叩きはしない。


・バンカーショットは窓が開いているうちに打て!
例えばピンを見て落とし場所を決めたら、素振りをしてとんとんとバンカーに入る。こうしてさっと足場を決めたら、さっさと打ってしまう。嫌だなと思わずにタイミングよく打ってしまうこと。


・バンカーショットは6割がた左目でボールを見てればうまくいっていた。

 
・バンカーショットは、大きく上げてゆっくり下ろすショットです。“30”しかないところから“60”なり“80”の距離を出すくらい、大きく振り上げるんです。


・ハンディを使いながらハンディ通りにプレーする。


・ハンディ18なら、とりあえず90でラウンドすることが目標で、ショットのつなぎがよく、パッティングも首尾よく思い通りに入って、90を2打、3打縮められれば上出来なのだ。そして大事なことは、こういうラウンドが10回に5回、6回できれば、そのときはもうすでに、ハンディキャップも15ないし14くらいの腕前になっているという事実である。ゴルフの上達とは、そういうことなのだ。


・ハンディキャップが二桁のゴルファーならば、クラブはハーフセットにしたほうが結果がいいと、わたしはいっているわけだ。なにしろクラブが足りないのだから、微妙な距離で迷う必要がない。小さいクラブで、ともかくターゲットの近くまで行けばいいと達観して打つ。それで十分なのだ。
不思議なことに、こうして自分の力量通りのプレーをしているうちに、知らず知らず実力は向上していく。それがゴルフというものだ。


・ハンディキャップが9だとすると、7番アイアンのショットでは、確実に半分以上は芯に当たらない。10のうち1か2であろう。
シングルプレーヤーならもっと正確なショットをすると思うであろうが、実際はこの程度でしかない。
スクラッチプレーヤーつまりハンディ0でも、7番アイアンで芯で打てるのは10のうち3か4、狙ったグリーンに乗せられるのは半分くらいなものだ。
そういう次第で、ハンディ9氏が155ヤードを越えるショットで7番を持つのは、間違いだと思う。


・半分はグリーンに乗せられながらも、スコアが80前後になってしまうハンディキャップ6~9というゴルファーは、アプローチショットにももうひとつ熟達していないことになる。ハンディ0と6ないし9の差はショットの力の違いではなく、寄せの技術の差であることを意味しているのだ。

(><)
は行には、我々アマチュア自身が自分の上達を阻んでいる行為がたくさん書かれている貴重な内容だと思います。


バンカーショットは6割がた左目で見ると成功するというのは初耳ではないでしょうか?
しかし我々に“6割”というのは微妙な表現ですね。
今度実践してみようと思います。

ki銀次郎

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