2015年11月2日月曜日

◆エチケット

最近“エチケット”という言葉すら耳にしなくなったようなきがします。
次の人への心くばりこそ日本が世界にほこれる“エチケット”だったように思います。



例えば公共の温泉施設などのトイレに入ると、トイレのスリッパが履きやすいように揃っていない。サンダルの爪先がこっちを向いています。


次の人に気持ちよく使ってもらうには、次の人がスリッパを履きやすいように揃えておくのがエチケットだと思います。


先日のハロウィーンでは、渋谷で逮捕者も出たそうです。あれだけ汚した街を誰がきれいに掃除するのでしょうか?次の日に街を使う人のことを考えれば自分で出したゴミは持ち帰るであろう。


写真はわたしが行っているゴルフ練習場のトイレの洗面台です。
水場濡れていても仕方がないと思っているからなのか、水を飛ばしたままの状態が続く。
次に使う人は「自分がやったものではないから、まあいいか」と思うのか「気づいても面倒くさい」と思うのか、洗面台の周囲は濡れっぱなしです。


最近の日本に欠けている“エチケット”の本の一部だと思いますが、こういう小さなところから正さないと、日本はどんどん居心地の悪い国になってしまうような気がします。


最近のニュースを見ていると、殺人事件が毎日のように発生している。肉親を殺したり、意味もなく他人を狙ったり、日本の治安はどんどん悪化している。


文化もエチケットでも崩れるのは簡単、元に戻すのはとても大変です。
“次の人のために”こんな小さな思いをもって一人ひとりが行動し、思いやりある日本にしたいと、強く感じる今日このごろであります。


マナー違反をしている他人に文句を言って注意するのではなくて、ゴミや吸殻を平気で捨てて生活している人間に、一人でも多くわたしがゴミを拾っている姿を見せるほうが先決なのかなと思い、公共の場に落ちているゴミはできるだけ拾うように努力しています。

ki銀次郎

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