2016年6月3日金曜日

竹林隆光の間違いだらけのクラブ選び

棒はどこにでも落ちていた。道具を手にした人類と、
道具をついに使わなかった類人猿。棒を手にした者が勝ちを収めた。

しかし、それが手に余る巨木であれば、どちらにも、意味はなかったはずだ。
使いこなせる技術と、使われる道具の間に、一つの必然性があるのだ。



第2章:ヘッドデザインで性能を判断するのは早計だ


◆重心の低いクラブは、振ったときに重く感じる


前項のことから判断すると、重心というのはそれほど重要なものではないと思う人がいるかもしれない。しかし、それはあまりに早計な解釈だ。


ひとことで言えば、重心の位置は当たったときはもちろん、振りやすさにも大きな影響があると言っていいだろう。それが高いものと低いものでは、振ったときのフィーリングが全く違う。


重心が高ければ高いほどクラブは振りやすくなる!
逆に低くなれほど振りにくくなるとも言える。


だから低重心のクラブを使うときには、バランスを軽めにしたほうがいいということになる。ポイントで言えば2ポイント程度軽めにすると振りやすくなる。


何度も言うように、アイアンはスウィートスポットよりも下寄りで打つのがナイスショットである。わずかでもそれより上で打った場合はすべてミスショットなのである。



これはヘッドスピードが速い遅いに関わらず言えることであり、ナイスショットとミスショットの限界はジャストミートの位置と考えて間違いない。


スウィートスポットからわずかに上にはずれても、スウィートスポットにかかっていればナイスショットと思いがちだが、実際にはそうではないのだ。ついでにここでもう一つ、カン違いしやすい例を指摘しておこう。



それはワイドソールのアイアンの場合、ショートアイアンに限ってスウィートの位置が高くなっているモデルもあることだ。


ワイドソールのモデルは、見た目には低重心のように見えやすい。しかしワイドソールになれば重心深度が深くなるので、フェース面上のスウィートスポット位置はロフトが多い番手ほど高くなる。


ソール幅が広いからといって、すべてがスウィートスポットも低いとは限らないことを知っておいてほしい。
竹林隆光

(><)
ゴルフクラブを購入するにも、このような知識をもっていれば、自分のクセ、スウィングに合わせてクラブ選びができるのではないでしょうか。


せっかくゴルフを楽しむんだから・・・・・

ki銀次郎

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