2013年9月5日木曜日

上品(じょうぼん)下品(げぼん)

上品(じょうぼん)下品(げぼん)
昨日、64歳の先輩と焼き肉を食べているときに注意されたこと。
箸でつまんだ食べ物を口に運ぶときに、食べ物の汁がたれそうになるので、もう片方の手を皿(手盆)のかわり食べ物の下へ沿える行為がある。

一見、上品に見えるが実は下品な行為だという指摘をうけました。
もちろん私は注意してくれる優しい先輩のいうことを素直に聞くようにしています。

知らなかったことなので、改めて調べてみました。

私たちは毎日の生活の中で人の性質・態度や物の良し悪しを表現するとき「品性・品格・品」という言葉を使い、
「あの人は上品な人だ」
「下品な言い方はやめなさい」
「下品な色」
というように人や物にそなわる様子や風格を表す時には
「上品・下品」という言葉使います。

一般的にこれら上品・下品などいわゆる品について考えるとき、その人にそなわっている人間性や風格の優劣を、また物については出来映えなどを指しますが、これらの言葉は仏教において別の意味があります。

ちなみに先輩は次のような例をあげていました。
「テレビ番組などで、物を食べるシーンを見ていて、中山秀征は手盆していてとても下品、神田うのなど育ちのいい人間は絶対に手盆はしない」

私は妙に納得しました。

ki銀次郎

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