2013年9月10日火曜日

フジサンケイクラッシック(2013)

週間アルバ新聞というメールマガジンの見出しはこんなタイトルでした。


「松山英樹が“横尾要の苦言”を受け止める価値」


フジサンケイクラッシックの最終日、最終組(松山英樹、SJパク、横尾要)は
予定時間よりもプレーが11分も遅れていたらしい。
横尾要は2人のスロープレーを許した競技委員に苦言を呈した。


仮に遅くはないプレーだったとして、決して速くはなかったのは事実だ。
ゴルフには「プレーファースト」という言葉がある。
アマチュアはとかくプロの選手をお手本とするケースが多いわけなので、
模範をしめして欲しいと思います。


実際に松山英樹は全英オープンでも遅延プレーでペナルティを受けているという事実がある。


「言っていなくても、感じさせてしまったら言ったも同然」なんて言葉があるが、横尾がどんな人間であれ、同伴競技者にプレーが遅いと感じさせてしまった
ということは、公平でベストプレーができる環境をライバルに与えられない
アンフェアな選手になってしまうような気がする。


松山英樹は今年の中日クラウンズ2日目の15番ホールのベアグラウンドで、クラブをソールしているにも関わらず
「ボールが動いたことは知らなかった」といって、そのままプレーした。
ここでもペナルティをもらっている。


私はどうしても石川遼選手と比較してしまうが、石川遼選手は15歳の
アマチュア時代からプロツアーに参戦し、10勝をあげているけれど、
ペナルティをうけるようなことは一つとして起こしていない。
彼はきっと私生活でもフェアな人生を送っていると思います。


松山英樹は意識してプロに徹しているのかもしれない。
もしそうであれば実力のある選手なだけに残念でならない。
松山英樹選手には杉原輝雄プロのこんな言葉を届けてあげたい。



人として「偉く」なれ。
試合で優勝することは素晴しいことやけど、
人間として「偉い」は別なんや。

杉原輝雄

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