2014年4月15日火曜日

ゴルフルール

草野球を見物していて、ボールを打ったバッターが3塁方向に駆け出したのを見たならば、だれもが腹を抱えて笑うであろう。
ゴルフルールを知らないでプレーするということは、3塁に走るバッターと同じことをして「ゴルフは楽しい」と言っているのである。

ki銀次郎





“球を芝生でこすった”

Q、状況

小雨が降りだしたせいか、ボールに草や泥が付着していて、
パットに影響しそうな感じだ。
うっかりして水気を含んでぬれた芝生にボールの表面をこすりつけた。


A、答え

2打付加。
グリーン表面に球をこすりつける行為は、表面のテスト161d)とみなされ、
2打付加の恐れあり「テストするためでなければ支障ないが、
疑念をもたれないため、他の方法でふくのがよい」(裁定16-1d/5)。


なお、グリーンで球の拾い上げはよいが、マークしてリプレースが必要。
これを怠るとノー・マークに1打付加(20-1)、リプレースしなかったことに対して一般の罰2打の付加(20-1)、ただし、20-1による1罰打の追加は不必要(84年度の改正で、最高2打付加で打ち切りとなった)。
したがって、下手をすると、規則1620を合わせて4打付加になりかねない。


(><)
球や地面に関わることは、ライのテスト、ライの改ざん、このようなことが関係するということを理解しておくとルールも覚えやすいでしょう。


例えば、素振りをして頭の上にある枝を折ってしまったら、これは球を打つ前の行為として“ライの改ざん”とみなされます。
またラフのボールの手前をスパイクで踏んで平らにする行為も同様なのです。


ゴルフには“ついやってしまう”という行為ほどルール違反だということですね。
ki銀次郎

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