2014年4月24日木曜日

「書斎のゴルフ」VOL22

今号の「書斎のゴルフ」の表紙を飾っている、
宮里優作プロの記事が掲載されていたので取り上げました。







キャディの杉澤伸章さんと、ここ数年言い続けてきたことは、72ホールを自分のゴルフで予定通りしっかり回ろうということです。



もちろん臨機応変さも必要です。
まずは1打1打、集中してコースを攻略する。
ですから、優勝も意識せずに済みました。(2013JTカップ)
どうコースを攻略するか考え、目の前のショットにだけに集中しました。



プロになってフェードに変えたのは、持ち球はドローだったが、
プロに転向してツアーで戦うようになって、
ドライバーショットの安定性がもの凄く必要だと痛感したからです。



ドローは左に曲がり過ぎることがあるだけでなく、
ラフからだとフライヤーし過ぎてしまし、風の影響を受けやすい。



ラフからでもグリーンに止めるには、フェードボールを持ち球にするほうがいいです。



狭いホールでは逃げることができます。
逃げ球を持てたこともフェードに変えてよかったことですね。



スウィングで大事なのは本当に腰から腰の動きです。
(腰から腰の30ヤードスウィング)
その間のスウィングで、体の動き、手の動き、ヘッドの軌道がいつでも一緒であれば、それ以外はどこにクラブがあろうが構わない。
常に同じナイスショットが打てます。
これが私のショットの基本です。




~宮里藍さんが師事しているメンタルコーチのピア・ニールソンとリン・マリオットからは何を学びましたか?



自分のいいところをたくさん教えてもらいました。
何も変えなくていいと・・・
もっと本能に従ってプレーしなさい、そうすれば潜在能力がもっと出るということ。



ポジティブにプレーしたいと思っています。
なので、左のポケットにティを10本入れて、ネガティブなことを言うたびに、そのティを右のポケットに1本ずつ入れていくといったことを試したこともあります。



ネガティブなことを消して、ポジティブに思い切ってプレーしようということです。



結果は切り捨てて、次の1打をどう打つかに集中する。
曲がったら、「曲がった」で終わりにして、後に何も残さない。



一切口をきかないサイレントゴルフというのもやりました。
これは集中力がどんどん高まるので驚きます。



静かなので最初はいろいろな音が聞こえますが、そのうち静かなことに慣れて何も聞こえなくなります。
実際の試合ではギャラリーの声も聞こえなくなって、凄く集中できますね。



ボビー・ジョーンズのように偉大なプレーヤーでも試合に出るようになってから7年も勝てなかった。
その後、「オールドマンパー」のゴルフ哲学を学び取ってどんどん勝つようになった。



ボビー・ジョーンズのような偉大なプレーヤーも初勝利まで長い道のりがあったとすれば、初勝利までの11年間は、決して無駄ではなかったということですよね。



僕もジョーンズと一緒で、ゴルフはパーを取っていくことが最も大事なことだと思います。

現代のゴルフはバーディを取らなければ勝てないように思われがちですが、やはりパーをキープしていくことが重要ですね。



日常生活と変わらないゴルフ、フラットな感じのゴルフというか、自然体のゴルフですね。
力むことなく淡々と楽しくゴルフがしたいです。
宮里優作


(><)
左のポケットにティを10本入れて、ネガティブなことを言うたびに、そのティを右のポケットに1本ずつ入れていく

プロでもこんなことするんですね。
ゴルフが上手くなりたければ我々アマチュアはこんなことも含め、
もっともっと努力しないといけませんね。

ki銀次郎

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