2014年4月22日火曜日

人を育てる

日曜日早朝(420日)、横浜市旭区の炭酸温泉竜泉寺温泉にいくので早起きしました。
テレビのスイッチを入れたら、昔からやっている番組で「テレビ寺子屋」という番組を久しぶりに見ました。




出演者は福島大学の教授で白石豊先生の話でした。
白石先生は、元サッカー日本代表の岡田武史監督のチーム作りをメンタル面でサポートしたり、トップアスリートのメンタル指導をしています。
http://www.shiraishiyutaka.com/



この日の話の内容は、日本におけるスポーツチームの監督やリーダーの大半は、強いチームをつくるためにおこなっているのが、



指示、命令、恫喝



これを繰り返している。
ご自身も筑波大学の体操部を日本一にするために、何をしてきたかと振り返ると、叱咤し、指示、命令、恫喝を行っていたと反省していました。



3度の優勝で有頂天になっていた時期に、大阪大学の名誉教授である佐保田鶴治先生から、



「人間でも、サーカスのライオンのように、いやいややっても飴と鞭によって条件反射で芸を覚えることができる。ライオンだって火の輪っかはくぐりたくない、それは教育ではない」
と指摘された。



顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしたと白石先生はいっていました。




佐保田先生は教育とは英語で何といいますか?



英語ではEDUCATION(エデュケーション)です。


EDUCATION(エデュケーション)の語源は?



ラテン語でEDUCARE(エデュカーレ)が語源です。



教育は引き出すことが重要です。
まずは話を聞いてやる。



話を聞いてやるという行為は励ましているということ!



上手に質問してあげる。
人間は質問すると答える。



そして褒めてあげる。



叱るは、For You
怒るは、For Me


自分が収まらない、自分のやり場がないから人間は怒るのです。
白石豊


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