2016年2月19日金曜日

中部銀次郎のゴルフ(体之巻)

自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。


練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。



~飛ばしの大敵~

「中部さんのスウィングスピードってびっくりするほど速いってほうじゃないですよネ!生意気言わせていただければ私に毛が生えた程度で」


『確かに私はもともと体力、膂力(りょりょく)に恵まれているほうじゃないですから』


「なのに、なぜドライバーの飛距離があんなにちがうんですかネ?どちらかというとボクのほうが体力もありそうなのに、なぜ中部さんのほうが飛ぶんだろう!?」


『それはエネルギーが効率よく流れないスウィングをなさっているからです』


「具体的にいうと・・・?」


『ダウンで頭が左へ動いています』


「ダウンで?頭が?」




『多くの人は飛ばしたい目標に打ちたいと願うあまり、クラブヘッドではなく“自分のヘッド”がそっちへ動いてしまっている』
『本来ダウンでは頭(=スウィングセンター)は止まっていなければいけない』
『センターが止まっているから、体⇒腕⇒クラブとエネルギーがスムーズに流れクラブヘッドが加速される。その結果飛距離も出てくれるわけです』


「そうか!ハンマー投げもほとんど同じ位置で旋回するからこそ遠くまで投げられるんだ!でも中部さんどうやったらダウンで頭が左に突っこまなくなるんですか?長年の癖が染みついて一朝一夕に改造するのは難しい気が・・・?」


『たとえば練習場の端の打席に行ってみて下さい。そこにはたいがいミラーがついていませんか、ご自分の姿を観察しながら素振りをしてほしいのです』


「中部さん驚きました!自分のヘッドを動かさずにダウンスウィングすると、全然リキんでないのに・・・」
『お!?そうでしょう、クラブヘッドのほうが気持ちよく加速してくれましたね』
中部銀次郎

(><)
いかがでしょうか?この週末の練習課題にしてチェックしてみるのもいいのではないでしょうか?

ki銀次郎

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