2016年2月22日月曜日

◆「ああ面白かった」と言える人生を(佐藤愛子)

PHP2月号掲載


『波乱に満ちた人生でした。でも、苦労したとは思いません。
この世で起こることはすべて修行だと思えばいい。力一杯生きて「ああ面白かった」と言って死ねれば、それがいちばんじゃありませんか』




波乱に満ちた人生でした。でも、苦労したとは思いません。この世で起こることはすべて修行だと思えばいい。
力一杯生きて「ああ面白かった」と言って死ねれば、それがいちばんじゃありまあせんか。
  
佐藤愛子
1925年 大阪市生まれ、小説家。異母兄に詩人のサトウハチロー、脚本家で劇作家の大垣肇。甲南高等女学校卒業。






(><)

先日、友人とゴルフ練習場でお茶を飲みながらこんなことを口にした。
「お前は何歳まで生きるつもりだ?」
『母が亡くなったのが○○歳、父が○○歳で亡くなっているから、足して2で割って俺の寿命はあと20年かなぁ~?』
こんな会話をする年齢になってしまった。


毎日40分歩いたり、夕飯で炭水化物を抜いて体重を落としたり、知らず知らずのうちに自分も健康に気をつかっている。言いかえれば長生きしようと目論んでいるわけだ。


しかし、人はいつ死ぬかわからない。夜「おやすみなさい」と言って布団に入ってそのまま死んでしまうかもしれない。
最近そんなことを考えることがある。



そんなときに佐藤愛子さんの言葉を知人から紹介されました。
人生は個々に苦労の度合いが違う。しかしそれを苦労と思うのか思わないのか、思わないようにするのか様々であろう。


「ああ面白かった!」
そう言って死ねるようになるためにはどんな暮らし方をすればいいのか、どんなことを考えて暮らせばいいのか、自問自答しなければならないかな?


今の自分の中での答えは、死ぬまで働いて新しい出会いを楽しみに生きよう。怒らないで穏やかな日々を送ろうということかな?

ki銀次郎

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