2014年1月9日木曜日

ゴルフを難しくしているのは自分自身

以下は河井良二プロの“誰でもシングルになれますよ”というブログから抜粋したものです。
http://ameblo.jp/r-2-1020/

“動作”
動作というのは、脳からの命令によって、からだ全体に伝わり、反射神経で動くようにできています。
だからスイングを直そうと思ったら、ただ形だけ直してもダメなのです。
脳の命令を変えないといけません。


“プラスの力・マイナスの力”
力のあること自体がプラスであって力を入れることはマイナスである。
力のある人がリラックスして振るのが最良。
非力な人が力を入れるのが最悪。


“力・速度・回転の頂点”
機械の場合、100%の力、速度の連続が利くが、人間の場合は同一状態の連続は望めない。100%の力・速度の頂点は一つしかなく、頂点をすぎてからは下降線を辿る。


したがって、インパクトの直後に力・速度の頂点を持っていくのが理想で、
そこが回転の頂点もなっており、スイングのただ一つのポイントにもなっている。
ゴルフの本当の難しさというものは、実は皆さんが大して気にもとめとていないところにあります。


クラブは片手では重過ぎて両手では自由になりすぎる。
クラブの目方というものは、片手では重く、両手では自由になりすぎるという厄介なおもさである。


そこで力や速さの過剰を招いて、クラブヘッドの軌道を狂わす。
クラブの重さや長さと両腕の力のバランスが大切である。
したがって力のある人ほどクラブの重さに力を合わせることが難しい。
その代わり、いったん力が合えば最小の力で最大のスピードを出すことが出来る。


これが例えば、重いツルハシとかハンマーなどの場合は、両腕が力よりも先の方の重さに絶対量が負けているために、動作は自由にならない。
力や速さはきていされてしまい、自ら合わされている。
速さと力の配分がつかみにくい。


320グラム前後の重さに45インチ前後のクラブを振りまわすのに適した速さと力の配分がなかなかつかみにくい。
人間の体は自由になりすぎる。人間の体は、あらゆる部分が自由になりすぎる。


筋肉の各部分の動く大きさ、力、速さ、角度はそれぞれ異なっている。
その無数の部分を一つの動きにシンクロナイズさせなければフォームは乱れる、ペースを保ちにくい。


沢山ある競技の中でゴルフが最も長い時間(18ホールで約4時間、36ホールになると、約8時間)を要する競技であるため、その間、自己のペースを崩さずにプレーを続けることが、肉体的にも精神的にも難しい。
雑念にとらわれやすい。


ゴルフは考える時間がありすぎるので雑念にとらわれやすく、心理面にも強く影響をうける。
以上の要素は、動作そのものの問題ではありません。
形になって現れたのものではなく、目には見えないものが実は難しい要素になっているのです。


逆説めきますが今挙げた難しい要素も、実は難しくないのです。
ままならない要素といった方が適切かと思いますが、人間に備わった能力を無視しない限り、難しいものではありません。

(>_<)
人間に備わった機能はスーパーコンピューターを凌ぐといわれています。
5m先のゴミ箱に、重さを感じさせないティッシュペーパーを投げいれる瞬間、ティッシュをこう握って、腕の振り幅は何センチで、スピードはこれくらいで、ということは全く考えないで成功させる。
ゴルフもこれと同じようにやればいいはずなのだが、グリップやスタンスをはじめとした体の部位を規制するかのような知識が邪魔をしていることを知らない人が多い。

ショートパットがいい例で、距離や芝目、スウィング幅などを気にしすぎるあまり、一番大切な“そこにあるカップに入れる”という意識を忘れてしまうことでしょう。
私のスウィングの基本は“自分が振りたいように振る”を貫いています。

ki銀次郎

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