2014年7月29日火曜日

“中部銀次郎のグリーン周り”

私はピタピタと寄せたいと思ったことはありません。
むしろ残りの距離や使うクラブがどうであれ
結果はいつもアバウトでよしと考えています。

(中部銀次郎)



“1オン、2オン、3オン”


パー3なら1オン
パー4なら2オン
パー5なら3オン
美しいショットで完璧なゴルフ、誰しもそうありたいと願っている。



―がそれが大きな落とし穴!
パーオンへのこだわりがミスショットの原因となる。
こだわらなければもっと易しいゴルフができる。
なのになぜかコロッと忘れて・・・・・



足取りも軽やかにセカンド地点に立つ。
残りはショートアイアンの距離だ。
ここはもう絶対に2オンしかありえない!



それもピンそばバーディチャンスにつけてやる。
胸中に、希望、願望、欲望、渇望、
などなどがグチャグチャに渦巻つつアドレス。



「パーオンにこだわるべきではない!」など、
もはや頭の中からサッパリ抜け落ちている。




だがよくよく観察してみればライが結構難しいかもしれない。
ピンもバンカー越えで距離もシビアかも知れない。



いやそんな悪条件がなくてもすでに“心の中にトラブル”が生じていることに本人は気がつかない。
自分で自分の心の中に勝手に制約を課しているのだから。



「ここは絶対に2オンしてバーディチャンスにつけなきゃいけないぞ!」と
心も体もガチガチになりリズムも悪くプレッシャーはますます強く迫る。



そんな時ミスをする落胆する、さらに尾を引き失敗連鎖がおきるのだ。
思い出そう、簡単にパーオンできるくらいならハンデキャップなど存在しないのだということを。



だからパーオンは失敗しても当たり前



むしろ外すならどのエリアかを見極めつつグリーンへのショットに臨むことができたなら、想定エリアに外して密かにほくそ笑むことができたなら、
そのゴルファーはパーオンに勝るとも劣らないナイスショットを放ったも同然なのである。
中部銀次郎


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