2014年7月14日月曜日

“なぜアマチュアは上達しないのか?”

アベレージゴルファーの皆さんはスウィングのことを気にしますが、
私はフィニッシュの練習をするべきだと思います。
フィニッシュはスウィングの結果ですから。



フィニッシュがよければ方向性もよくなるし、飛距離も出ます。
野球選手がホームランを打つときって、フォローが大きいじゃないですか。



ゴルフでは目標に向ってクラブを振るとワキが開いてしまうので、
左サイドへ高く振っています。
足が止まったらダメなんです。右足がついてこないと体が止まりますからね。



あとは、フィニッシュで一番グリップをしっかり握ってほしい。
アベレージゴルファーはどうしても緩みがちです。



多くの方はインパクトでスウィングが終わってしまうからこそ、
フィニッシュでしっかり握りなさい、と。



あとは左に振り抜けるかどうかです。
左に振れというと左に飛んでいくと思う人が多いですが、
左に振り抜いたほうがボールが真っ直ぐ飛ぶ感覚をつかんでほしいのです。



上達への近道ですか?
昔のプロはゴルフ場に所属していたからパットがうまいんです。
毎日2時間も練習すれば、誰でもフェースの芯に当たります。



私で芯に当たる確率は2回に1回。
普通の人はほとんど芯に当たらない。
アベレージゴルファーはその一番大事なパットを練習しませんね。



練習場へ行ってもドライバーばかりです。
ドライバーをがむしゃらに練習しても、9番アイアンがよくなる確率は低いと思います。



9番アイアンを練習すればドライバーがよくなる確率は高いといえます。
スウィングを習得するときは、まず飛距離を10~20ヤードは落とさないといけません。



何か新しいことをするときは窮屈なわけですから。
一度飛距離を落とすんです。
これを克服すれば、数ヵ月後にはこのレベルにくるんだというものがないとだめです。
まずは頭を切り替えてから、新しいことに取り組まないと。

坂田哲男

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