2014年2月14日金曜日

ゴルファーのスピリット(著者 鈴木康之)

スコアや理論にこだわるのが
「商」のゴルフなら
作法や誉れ、センスにこだわるのが
「士」のゴルフだろう。
いくらいいスコアで回れても、マナーが悪ければ仲間ができない。
いくら大叩きしても、花鳥風月と共に回れるなら楽しい。

いまこそ商人志向を捨て、紳士・武士ゴルファーを目指すべきだ!


“レーキを二刀流で使うものはいない”


ゴルフという嗜(たしな)みはグラウンドを傷めずにできないゲームゆえ、一打ごとの後始末が不可欠。
ショットの痕跡を消して後続のプレーヤーに場を明け渡すのが紳士の作法。


しかし自己完結のゲーム。
後始末の責任はすべてプレーヤー自身にあり。


そうしたプレーの後始末がルールブックの第一章に書かれていることだったと遅まきながら知るようであれば、ゴルファーとして一歩前進したといえましょう。


そこには
「バンカー内つくった穴や足跡も入念に埋め、平にならしておくべきである」とあって、続く解説には
「入念に埋めず、平にならさないのは、埋めたとにも、ならしたことにもならない」
と書いてある。


レーキはバンカーの外側に置くコースと内側に置くコースとがある。
覚えておきなさい。
レーキは同じところに一本あれば足りる。
レーキを二刀流で使うものはいない。


通りすがりに寄り集まっているレーキを置きなおしていく。
知った以上は自分もそれをやることになるだろう。


知れば知るほど、気づけば気づくほどにやることが多くなるのがゴルフなのだ。
鈴木康之


(>_<)
しかしこれらすべての立ち居振る舞いができて、はじめて一人前のゴルファーと呼ばれるのである。
スコアは二の次、例えハンデキャップがシングルだろうと人間として失格ならば、ハンデキャップは付録か記号のようなもので何の価値もない。
ki銀次郎

0 件のコメント:

コメントを投稿