2014年2月19日水曜日

『GOLF MANNERS』

『次世代へ正しいゴルフマナー継承』
無意識に犯すマナー違反ほど罪深いものはない。
だからこそ意識してマナーとルールを覚える必要がある。

マナーの実行は、ゴルファーのコースへの感謝と愛情表現だ。
あとから来るほかのゴルファーへの友情である。
ぜったい怠るな!

ki銀次郎

『パッティングの進め方』

“カップにおさめてホールアウト”


進行のスピードアップのためふだんのプライベートラウンドでは1グリップ以内の残りのパッティングを省略する通称「OKパット」の習慣がわが国にはある。


マッチプレーでのコンシードのゲーム方法の流用である。
しかし、ストロークプレーでは、なるべくカップに入れてホールアウトするのが望ましい。
けじめである。


プレーヤーは、(ルール上、救済やボールの拾い上げなどの例外処置を除いて)ホールのおさめるまではインプレーの自球に触れてはならない、というゴルフの原則を尊重すべきである。


1グリップほどであっても緊張する。
ゴルフ独持のスリリングな楽しみを放棄するのはソンである。


進行のスピードアップのために省(はぶ)くべきことは、前述したような意味のないボール拭きやボールのマークであって、


たとえどんなに短かかろうとゴルフプレーそのものであるパッティングは、まっとうするのが本来である。


前記のようなショートパットは連続してプレーするなどの方式をとれば、進行が遅くなるということはまったくない。


ボールをおさめるカップの音と、カップから拾い上げる行為で、ナイスバーディ、悔しいダブルボギー、残念なパー、あるいはナイスボギーなど、そのホールの感慨を味わおう。


しかし、進行上OKパットを行なったほうがよい場面はこのかぎりではない。
この場合は、OKボールを言い渡されたプレーヤーは、潔(いさぎよ)くピックアップしよう。


こういうときにかぎってルール違反のかき寄せやラインをまたいでのタップインをする(ゴルフ規則14-16-1e)人が少なくない。時間のムダとルール違反とで、二重の過ちをおかしたことになる。
(鈴木康之)


(>_<)
解説
ゴルフ規則14-16-1e(パットの線を跨いだり踏んで打つ)
グリーン上でストロークする際は、パットの線やその後方延長線を跨いだり踏んだりするストロークを行ってはいけません。違反は2打罰(マッチプレーならそのホールは負け)

パットの線とは
球が通ると予想されるラインのことをさす。必ずしもカップに向かって一直線になるとは限らない。


コンシード
マッチプレーの場合に、相手が残したグリーン上のボールを、ホールイン可能と認めること。

(>_<)感想
「ボールをおさめるカップの音と、カップから拾い上げる行為で、ナイスバーディ、悔しいダブルボギー、残念なパー、あるいはナイスボギーなど、そのホールの感慨を味わおう」


ゴルフの醍醐味はこの上記の文章に集約されているのではないでしょうか?


ゴルフを表現するのに、こんなに素晴しい文章は他にみたことがありません。
バーディもイーグルも嬉しさを感じるのはボールをカップに入れたときですよね。


グリーン上でゴルフの醍醐味を味わうためには、ムダに球を拭いたりしない、そしてグリーン以外の場所でのプレーファストに努めるのが肝心だということを、この文章から更に教わることができました。
ki銀次郎

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